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宿曜占星術師☆夏美のブログ

日々の出来事を書いていこうかな


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密教僧侶の指導のもと

滝行しましたひらめき電球


初体験です。

うっすら丹光が見えましたひらめき電球

一番後ろが私ですビックリマークビックリマーク

バビロニアに発して、古代インドで大成した星占いが、不空三蔵によって

中国語に翻訳、集大成されたものが「宿曜経」という本です。

それを密教(真言宗)の弘法大師 空海が持ち帰ったのが、日本での宿曜術の始まりです。

では、それだけ古い歴史がありながら、何故今まであまり知られてなかったのでしょう。

それは、宿曜術のあまりの的中率の高さゆえに、秘伝とされていたことによります。

文字によらず、口伝のみで伝えられてきたので、世間に知られることがなかったのです。

秘伝にされるほど的中率が高いって言うけど、何故あたってない人がいるの?

と、思われる方も少なくないでしょう。。。

その理由のひとつは統計学であること!

統計に100%はありえないことなのです。

もうひとつの理由は、先に書いたように、大変歴史のあるものです。

時が移り、時代が変わればその解釈も変わって当然なのです。

古い解釈をそのまま現代に当てはめてみても、当然無理があります。

また、口伝によって伝えられたものですから、伝わる過程である程度

変わってきた部分もあったかもしれません。


さらに残念なことに、戦国時代の頃に宿曜術は一度全滅しています。

正式な口伝伝承者が途切れてしまっているのです。

その後、江戸時代の頃から再編が行われ、

口伝も色々な物を組み合わせ、編成し直しているという経緯があります。

つまり、江戸時代以降、色々な人の手によって、

口伝そのものも作り直されているのです。


そしてもうひとつ!

この宿曜占星術は、旧暦の誕生日によって占います。

昔、旧暦を使っていた時代と、現代の旧暦の換算の方法は違うのです。


つまり、旧暦時代の天保暦によって計算した日付と、現在の計算方法で

割り出した旧暦とでは、日が1日前後したり、月名が変わったりする

場合があるのです。