先日不育症検査の結果を聞きにクリニックへ行ってきました。


検査した項目のうち、第12因子欠乏というのが、ひっかかっていたようです。


正常値より、若干低い値だとか。でも、Y先生は、「これが正常値よりわずかにずれているくらいで、不育症とは言えないな~。そもそも、第12因子は、不育症だと思っていないんだよね^」と。


そして、やはり今回の死産は臍帯過捻転が原因ではないかと。つまり、不育症だとかなんとか、ではなくて、たまたま・・・。たまたまが2回・・・。


そして、今後も、この第12因子の値が、もっともっと極端に低かったり、他の項目も問題があったりすれば、ヘパリンとか、治療もあるんだけれど、私の場合はそれをやったからどうこうなると言うことでもないらしく。


もし、妊娠できたら、経過を注意深く見ていきましょうと。


最後に私から、「先生、私まだ、望めますか?」と尋ねたところ、「今回のようなことが絶対に起こらないとは言えません。でも、充分に可能性はありますよ」と。


ふ~。


不妊治療でお世話になってから、かれこれ7年、いろいろなことがあったけれど、本当に信頼してお任せしているY先生がそうおっしゃるのなら・・・と、心強く思ったのと同時に。


でもでも、臍帯過捻転が2回って・・・。


現代の医学では分っていない、何かがあるのではないかと、また不安が大きくなったり。


結局不育症検査はしたけれど、はっきりとした原因や今後のめどがついたわけではなく、もやもや。


ただ、第12因子欠乏ということで、血栓ができやすい体質なのだとしたら、妊娠のこと以外でも今後自分の体を気にかけていかなければ…とは思えました。


次男を妊娠したからこそ分ったことだな。ありがとう。


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もやもやした気持ちが大きくなって、ちょうどこの日はクリニックがすいていて、併設されている相談室も利用している人がいなかったので、ふら~っと相談室へ。


カウンセラーの方に、もやもやした気持ちを話してきました。


・2回も同じことが起こった意味は・・・。


・私が○○だったからこうなったのではないか・・・。


・今後の妊娠は、怖い。けれど心の底では、赤ちゃんを抱っこしたい、もう一人産みたい!!


・今回の妊娠をする前、40歳までは、チャレンジしようと決めていた。その40歳まで、もう少し時間がある。望める体がある以上あきらめきれない。


・死産を2回も経験していて、それでもまだもう一人産みたいと思うなんて・・・。そもそも、欲をかいたから、こうなってしまったのではないか。


・1人も授かれずに悩んでいたころの自分を思えば、今健康に育ってくれている息子が1人いてくれるだけで充分じゃないか。それなのにまだ欲を出そうなんて、おこがましいのではないか・・・。


などなど。とりとめもなくしゃべりました。


話を聞いてもらえるだけで、いいかな~って感じで。


カウンセラーさんは、ふんふんと聞いてくれて。


「治療をあきらめる決断をするためにここに来る人と、治療を続けたい気持ちを後押ししてほしくてここに来る人と、二通りなんだよな~。春待ちママさんは、治療をしたくて、後押ししてほしいんだね~」と、ずばり言い当てられました。


そして、


・起こったことの意味は、必ずある。でも、それがすぐに分るときもあれば、何年も何年もかかって分ることもある。


・○○したからこうなったって、先生はなんて言っていた?医学的にそんなことないでしょ~。


・怖くても、あきらめたくないっていう気持ちがあるんだったら、頑張るしかないでしょ~。

そもそも40歳までって決めていて、あと何回チャンスあるのよ~。わすかだよ。悩んでいる暇ないでしょ~。

悩んでどうこうならないことは、悩まないで、神様に丸投げしてみたらいいじゃん~。いいようにしてくださいってさ~。


・あきらめる理由は見当たらないよね~。


・1人授かれたら、もう一人産みたいって思って当然!!当たり前。だって、赤ちゃんの、わが子のかわいさ知っちゃったんだもん。もう一人ほしいと思うことは、別に欲張っているわけじゃないし、誰かに遠慮したりすることじゃない。


・自分の人生、思うようにしてごらん~。望むのは自由。授かれば、そうなったほうがいいって、神様が判断したんだし、授からなければ、それも神様の判断。


と、そんな感じのことを、あっけらかんと言ってくれました。


そうだよな~と、納得することも多かった。すっきりした部分もあった。


けれど。


現実的なことを言えばその通りなんだけれど、なんというか、気持ち的な面で、これらのアドバイスすべてに追いつけないというか。


アドバイスも嬉しいけれど、今は、もやもやしている気持ちに、寄り添ってほしい。


うまく書けないけれど、次男への思い、次男がいた事実、元気に産んであげられなかった申し訳なさ、くやしさ、自分を責める気持ち、それなのにまた授かりたいと願ってしまうことへの葛藤。


そのあたりのことは、いくらカウンセラーさんでも、分らないんだろうな、と。経験したことがなければこの気持ちは分らないんだろうな。と。


そんなことを思って、すっきりしたり、さらにもやもやしたり。


天使ママさんたちは、きっと同じ気持ちだろうと思います。