2度目でも慣れない
少し前のことになりますが、また流産をしました。
エコーの時に分かった流産。出血もなかったので心の準備もなく夫と2人で落胆しました。
悲しいのと同時に島倉千代子さんの『人生いろいろ』のあのメロディーが頭の中でエンドレスに流れる。子どもの頃、祖母宅でNHKの歌番組を見るのが恒例だったからこの曲か?…なんて、この状況を俯瞰してみてる自分がいました。
自宅に戻ってから。
私たちのアパートは目の前に公園があります。子どもたちの声がたくさん聞こえてきて、涙が溢れて止まりませんでした。こんなときは辛い立地だったなと…
それからのこと
妊娠初期での出来事で、中絶薬で排出を待ちました。薬を貰うために病院の救急を受診する必要があり、劇薬のためか?Cabinet やクリニックでは処方してもらえません。
病院の救急は毎度激混みで前回のときは近場の病院へ。受付から帰るまで(採血込み)、8時間を超えたときがあり診察台に呼ばれ下着を脱いでから1時間以上、血だらけになりながら放置されたことも…。
そんな経験がトラウマのように感じていて、その病院には受診したくなかったため、車で30分の口コミの良い病院へ。
同じ公立病院ですが、呼ばれるまで比較的早く、看護師の皆さんも感じが良い。流産だからといって、こんなふうに接してくれるのは、フランスでは当たり前じゃないのでかなり感動しました。
今回驚いたのはお医者さんからメンタル相談を専門家にしたいですか?と聞かれたこと。
私は「大丈夫です」と答えましたがその気遣いが嬉しかった。
経過のこと
1度目の薬では排出できず、2回目の薬でようやく排出完了。出血が酷くて貧血が続き、夫に5分おきに心配されるほどで…救急に駆け込むか悩みましたが、なんとか乗り越えました。
そんなこんなでしばらく通院が続きました。
その間、待合室で以前の私たちのように泣いている2人を見て、辛いのは私たちだけじゃないことを痛感。おもわず持っていたポケットティッシュを袋ごとお裾分け。
待合室にはお腹の大きな方もいるし、私のような人もいる。『人生いろいろ』がぴったりなシチュエーションでした。