昨日も、またお義母さんに
泣かされてしまいました。。
昨日の夕方、お願いした煮込みうどんと夕飯を持ってお義母さんがやってきました。
私「お義母さん、いつもありがとう」
というと、
義母「ちょっとこれ見て」
と、新聞の切り抜きを渡されました。
これを持ってきてくれました。
つい、2日ほど前にお義母さんと長男の養子縁組の話をしていました。
私たちが再婚した時、長男は既に8歳でもう特別養子縁組の枠から漏れていたため、それでも旦那くんは
「当たり前でしょ」
と言わんばかりに養子縁組してくれました。
そして、次男が産まれ、出生届を出しに行った時、次男の枠に「長男」と記されていて2人で顔を見合わせて驚きました。
旦那くんがすかさず、「上の子は?この子が長男になるんですか??」と市役所の方に聞いてくれて、全くの無知だった私達はその時初めて日本の法律、戸籍謄本の書かれ方を知るのでした。
その事を、お義母さんに話しました。
すると、とても切なげな顔で、
「それは、、〇〇(長男)が可哀想だね。。そういうのって、どうにかならないのかね??」と言ってくれて、それだけでもとても嬉しかったのですが、
何の因果か、その話をした翌日にこの記事が新聞に載り、持ってきてくれました。
よくよく調べてみると、子連れ再婚での特別養子縁組というのは家庭裁判所でも中々認めて貰えないらしく、余程の理由が必要なようで、結果としてはこれは見送ることになったのですが、
お義母さんが長男をこんなにも大切に思ってくれていることに、またまた泣かされてしまいました。
子連れ再婚といえば、反対されることも多いと思います。
ましてや、養子縁組でさえ、
親はいい気持ちがしないだろう、と私は思っていました。。
それなのに、
「特別養子縁組拡大」の新聞記事を嬉しそうに持ってきてくれたお義母さん。
「血の繋がらない子」を実親として可愛い息子に育てさせる責任を苦に思わないお義母さん。
お義母さんの愛は深く、とても大きい、なかなか真似のできないものだと思います。
今日も朝から様子を見にきてくれたので、「調べてみたら、なかなか許可がおりないみたい。」と話しました。
そして、
「でもね、旦那くんのことを考えたら、私から旦那くんには言えなかったよ。特別養子縁組となったらそう簡単に解除できないみたいだし、もしも、何かで私が死んだりしたら旦那くん1人で3人の子育てじゃ可哀想だから。もしも、長男が学生のうちに私に何かあったら、実家へお願いしようと思ってるんだ」
と、話しました。
このことは旦那くんへのラストラブレターにも書いてあります。
もしも、私に何かあったら。
血の繋がらない子を含めて3人。
まだ小さい子年子が2人。
旦那くんならきっと、子供がいたって、旦那くんを好きになってくれる人は現れる。
そしたら、また、幸せになって欲しいから。
そう、お義母さんに話しました。
お義母さんは、
「そんな事ない。長男だって、うちの子として、ちゃんと育てる。どうしても向こうのおばあちゃん家に行きたいっていうなら、それはそれで受け止めるし、いつでもおいでって送り出すけど」
と言ってくれました。
確かに、兄弟を引き離すことになってしまったらすごく可哀想だから、
「だから私は元気でいなくちゃね(´∇`)」
と、お義母さんと話しました。
だから私も、血は繋がらないけど
お義母さんの「娘」として
居られるんだなー。