G子から渡されたのは、ぐちゃっと握りつぶされた跡のある

1枚の紙でした。

メモ用紙のような紙でした。


そこには殴り書きされた汚い字でこう書かれていました。



G子が誰の子どもを妊娠しても

自分の子どもとして育てます。


平成◯年◯月◯日 G田G男



G子「ね?だから大丈夫。」


ナツオ「これどういうこと?」


G子「3人目欲しいのにできひんから、G男のせいだと思うねん。もう40才越えてるから。私は、今まで2人産んでるから問題ないじゃない?だから、ナツオとの子どもを作ってG男に育てさせる約束させたん。」




続きます。