今回は前回の続き・・・
定期考査前
成績トップ層のメンタルセット
偏差値75overの私の学校では実は、成績トップ層の人たちと成績下位層の人たちで
定期考査前のメンタルセットは大きく異なります。
トップ層と中間層のメンタルセットもまた大きく違います。
今回のブログでは、
・成績下位層、中間層、トップ層のメンタルセットの違い、
そして、
・成績トップ層のようなメンタルセットになる方法 について
触れていきたいと思います
1.定期考査前のメンタルセット 成績下位層版
まずは、成績下位層のメンタルセットです。
最初に皆さんにわかっていただきたいのは、
メンタルセットは考査前の勉強完成度に依存するということです。
成績下位層というのはどの学校でもほとんど考査前には同じような行動をしている
と思います。
行動パターンとしては、
①「考査?なにそれおいしいの」的な感じであきらめモードに突入し、
考査前にも関わらず、ゲームなどの勉強以外のものに没頭するパターン
②一夜漬けに頼りきりで、日常的な勉強は0時間というパターン
主にこの2つではないでしょうか?
勿論他にもあるとは思いますが、共通することはテスト前の勉強が足りないという点
したがって、考査に対しては「めんどくさいな」というような受動的なイメージを持ったり
「どうでもいいや」という心持ちで考査前の期間を過ごします。
つまりは定期考査前 成績下位層のメンタルセットというのは
「定期考査前=別に何もしなくていい期間」
2.定期考査前のメンタルセット 成績中間層版
次に、成績中間層のメンタルセットです。
中間層の行動パターンとしては、
・「考査前だ!」と焦って、定期考査の一、二週間前ぐらいから、
睡眠時間を削って勉強を始めるパターン
という一般的な行動パターンが挙げられると思います。
もしかしたら考査前いつから勉強を始めるというのには個人差がありますが、
まあ、考査前だから勉強するという共通点があります。
したがって、考査のイメージは「自分のやりたいことが制限されてしまう」や、
「勉強してもし足りない」というような消極的な気持ちを抱きながら
考査前を過ごしています。
つまりは定期考査前 成績中間層のメンタルセットというのは
「定期考査前=楽しみを我慢する期間」
3.定期考査前のメンタルセット 成績トップ層版
最後に成績トップ層のメンタルセットです。
トップ層の特徴といえば、前回のブログで言ったとおり、
・日々コツコツと復習を行っている
ということです。
したがって、定期考査前の行動パターンとしては、
①日々の勉強時間+1~2時間の勉強でこれまで復習してきたものをもう一度
復習するパターン
②問題集・参考書・学校から配られたプリント類を完璧にするパターン
この2つだと思います。
したがって、考査に対してのイメージは「日々の勉強の成果を確認する」
というような積極的であり決してマイナスでないものです。
つまりは定期考査前 成績トップ層のメンタルセットというのは
「定期考査前=
日々の勉強を定着させる期間」
さて、1~3で成績下位層、中間層、トップ層の定期考査前メンタルセットを
説明したわけですが、皆さんはこの三者のどれになりたいですか?
もちろん3 つまり成績トップ層ですよね。
でも、毎日勉強すんのとかめんどくさいし時間ない、そう思ったりしますよね
でも、ごめんなさい。結果を出すには毎日の努力が必要なんです。
しかし、前回のブログで述べた通り一日1時間以下でいいんです。
ただ、毎日の勉強をすることによって、
考査前深夜3時に寝るという生活はしなくてよくなります。
実際、朝型・夜型というのはあるものの、睡眠時間を削ることによって、毎日の
勉強のパフォーマンスは下がりますし、健康状態にも影響は出てきます。
広島教育委員会の小学校5年生を対象とした研究によると、
睡眠時間が5時間未満の生徒と睡眠時間6時間、睡眠時間8時間の生徒の成績を
比べると睡眠時間5時間未満<6時間<8時間となったそうです。
(参考:睡眠時間と成績の相関性)
私の学校で成績トップ層の人たちも考査前も普段と変わらず、
12時前には寝ているといっていました。
したがって、今回のまとめとして、
定期考査を煩わしいと思わないためには
成績トップ層の生活を真似してみる!
1.毎日1時間程度勉強する
2.小テストは本気で
3.睡眠時間は6時間以上
まずはこの3つから実践してみてください!
確実に成績は変わります!
最後まで読んでいただきありがとうございます!