傷口に黄色ブドウ球菌が進入し、それが生み出す毒素が皮膚全体を侵し、広範な熱傷様の表皮の剥離を起こす危険な疾患である。
子供に好発し、乳幼児は重症化する事があり、他人にも感染する病気なので注意が必要のようだ。
医師は、プールの水が汚染されていたことが原因とみている。
一方、「京華時報」によると、北京市の衛生監督所が市内各所のプールで水質調査を行ったところ、消毒のために使用されるカルキの濃度が、基準よりも低いケースが多々ある事がわかった。
容積1,000立方メートルのプールの場合、基準値を満たす量のカルキを毎日使用すると、日本円で月15万円ほどの費用がかかり、これを節約するため、十分な量のカルキを投入していないプールが多いのだという。
その半面、各プールで濃度が高かったのが、尿素の数値だったという。
「 あの日見たプールで排尿の意味を僕たちはまだ知らない 」の記事では、プールでオシッコをすると、塩素と尿が化学反応を起こし化学兵器にも使用される危険物質「塩化シアン」が発生すると注意喚起をしたが、塩化シアンのほか、トリクロラミンという肺機能を低下させ、目のかゆみや鼻水の原因にもなる化学物質が発生することも分かっている。
また、アメリカの水質・健康協議会の調査によると、約半数のアメリカ人はプールに尿が流出すると水の色が変わる化学物質が含まれていると信じており、71%がプールで目が赤くなる原因は塩素であると考えているが、実際には尿と反応して水の色が変わるような化学物質は存在せず、プールで泳ぐ人の目が赤くなる現象の原因は消毒用の塩素ではなく「プールに放たれた尿」である事が明らかになりました。
塩素などの消毒剤はプール内の殺菌のために投入されていますが、一旦、プールに尿が含まれると、塩素が尿と反応して塩素が消費され、刺激物を生成、ゴーグルを付けずに泳ぐ人の目の中に尿と塩素が反応して生成された刺激物が入る事で、赤く血走ったような見た目になってしまうとの事。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の調査によると、人のお尻に付着した“ 便 ”もプールには混入し、量にして、1人あたり平均0.14グラムだそうだ。
「網易新聞」(2015年7月18日付)では、プール利用者やネットユーザーに対して、これまで体験したプールでの最悪な体験についてのアンケートを行い、結果を報告しているが、そのなかにも“ プール内でのオシッコ ”が挙げられている。
具体的なプールの場所は明らかにしていないが、あるネットユーザーはプールのすぐ脇で、中年男性が突然立ち止まったので観察していると、股間部分から液体が勢いよく脚を伝って流れ出ている様子を目撃したという。
また、別のネットユーザーは、プール内で泳いでいると、信じられない親子の会話を耳にした。『オシッコがしたい』と父親に話しかけた幼児に対し、父親はプールの中でオシッコをするように促したという。
その他の最悪な体験については、
カップルによるラブラブ行為江蘇省南京市のプールで「網易新聞」の記者が、プール内で熱いディープキスを繰り広げる若いカップルを発見。
周りにいた子連れの家族は、必死に子どもの気をそらしていた。
ある母親は、記者に「なんで公共の場であんなことするの
家でしなさいよ
子どもに見せられない
」と語った。重慶市洋人街のプールでは「セックス禁止」という注意書きが加えられたという。
痴漢行為日本でも毎年、各所のビーチで盗撮犯などによる卑劣な犯行が発生するが、中国でもプールにおける痴漢行為や犯罪が後を絶たないという。
2014年は浙江省温州市内のプールで、女装した男が女子更衣室に侵入し、盗撮の現行犯で逮捕されている。
また最近ではスマートフォンの普及により、プールの更衣室内での女性の「自撮り」行為をめぐり、利用客同士のトラブルが続出している。
満員のプールは満員電車と同じで痴漢行為の犯人が特定されにくい為、最初から痴漢目的でプールにやってくる不届き者も少なくない。
プールでは予期せぬ事故も起きる為、注意が必要である。
Lava Hotsprings High Dive Fail/Accident恐怖を感じながら、プールの飛び込み台から飛び込む女性に悲劇が起きる

Kids' Electric Shock In Pool Caught On CCTVフロリダにて、プールで子供が感電、麻痺する瞬間を監視カメラが捉えた。まず1人の少女が金属のパイプに触れ感電、パニックになる人々と共に父親に助けられ、2人目の少女が金属のパイプに触れたままプール内に取り残される。近くにいた少女の祖父がその様子に気づき少女を救助、事なきを得た。プールのポンプ室内の配線がしっかりと行われていなかった為に発生したというこの事故。他にも10歳の男の子が被害を受けており、計3人の子供たちは数日間病院へ入院する事となった。
「 溺れる者は藁をも掴む A drowning man will catch at a straw. 」の記事では、「溺れている人」 について取り上げているので、是非とも閲覧し参考にしていただきたい。
「 ニセモノなんか興味はないの ホントだけを見つめたい 」の記事では、現彼女と元彼女が、川に飛び込み、『溺れるから助けて』と叫んだら、彼氏はどちらを助けるのか
を紹介。では、もしも、妻と息子が川で溺れていたら、先にどちらを救うだろうか
2009年11月26日、ニュージーランド・ウェリントンに住んでいる Stacy Horton さんに、このような苛酷な選択の瞬間が訪れた。
妻 Vanessa さんと、13歳の息子 Silva 君が、同時に川で溺れてしまった。
この日、Horton 家の郵便受けが10代の青少年によって壊され、それを目撃した Vanessa さんは、Silva 君とその友人、犬を車に乗せ、その少年らの車を追ったのだが、出発するやいなや、車の重心を失い、近くの川に転覆してしまった。
車が転覆する音と悲鳴を聞いた夫・Stacy さんは事件発生2分後に川岸に到着。
息子の友人と犬は車から抜け出して川から上がってくる事に成功したが、妻と息子は車内から抜け出す事は出来ない状況だった。
Stacy さん、は川に入ってひとまず妻を救うためにありったけの力を振り絞ったが、妻を救った一方で、息子を乗せた車は徐々に水の下に沈んでいった。
連絡を受けて出動した救助隊員らは、Silva 君を助ける事が出来ず、その翌日、死体で発見された。
Stacy さんは現地メディアとのインタビューで「妻を安全に川から引き上げて、振り返って見た瞬間、ヘッドランプの明かりが消えていった。 息子の死を認めなければならなかった。」と涙声で話した。


