予想外の出来事もあったけど、神戸の食べ物は美味しかった♫

到着早々についたパンケーキ



駅の真下のカフェにあったような気がする。

2日目は食べ歩き♫


クレープ、値段も手頃で美味しかった!今、この店の情報を調べたら、うちから地下鉄で2駅しか離れていない店にあることを知った^^;よし、ファクトリーにまた食べに行く!
http://www.orangefoodcourt.co.jp/dipper/dip_index.html

ランチはカレー。普段昼にカレーなんて食べないけど一人でも入れそうなところ、ここかなって。




ちょいと奮発したけど、せっかくの旅の記念ヽ(・∀・)ノ
食べ終わったあとに、携帯をみたら兄からの着信があった。
折り返しかけてみた。
「ごめん。電話くれたとき寝ていて」
「今どこにいるの?」
「コンビニのイートインでご飯食べてた」
まさか神戸のカフェで一人でランチしているとは言えない。
「実はさ、今日、父さんと一緒に札幌の銀行に行ったんだよ。そしたらお前が今どうしてるのかしつこく聞いてくるんだよ。電話したとき、お前の家の前だったんだ。父さん、昔タクシー乗ったいただろ?お前の家、すすきのから近いじゃない?父さん、心配していたぞ。カオルの家の近所には暴力団の事務所があるみたいなんだ。変な男に騙されているんじゃないかとか一体何の仕事をしているんだ、どうやって暮らしているんだとか色々聞いてきたよ」
私が電話をした時は、兄も父も家に帰っていた。

兄とは割とマメに連絡を取り合っているし、定期的に会っている。
3年程前に父との折り合いが悪いのに耐えられなくて、黙った家を出た。

その父が、カオルはどうしたととか、昔の思い出話しながら、うちの近所を車走らせている姿を想像してしまった。生活の基盤がある、カンジタの治療がある。それよりも強く、自分の帰る場所は北海道だと思った。旅に出るとずっと旅してたい錯覚に陥る。でもそれは帰る場所があるから、何気ない言葉を交わし続けられる誰かが、北海道にいるから?

神戸での旅の魔法なのかもしれない。



日中に街を徘徊していたらもらったフリーペーパー



私がトンズラした店の求人も載っていた。

以上、濃密な神戸での1泊2日でしたヽ(´▽`)/
(2015年4月7日と8日の出来事です☆彡)

無事に駅周辺まで逃げてきたけど、まだ怖さの余韻が残ってる。
でもお腹は空く。
何食べようか?と街を散策していたら、バーガーキングを発見!
北海道には小樽しかないはず。
バーガーキングでハンバーガーも噛み締めながら平和も噛み締める(*´∀`*)

三宮駅周辺を変質者みたく徘徊した。
神戸に来たら行きたいところがあった。ビーナスブリッジに行くバスをスマフォ片手に探しているけどなかなかみつからない。
お金がかかるから嫌だけど、タクシーで行った。
運転手に聞いたら、再度山までは公共の乗り物はないという。最寄りの諏訪山公園で降りたらいいんですよね?って聞いたら「時間かかったしょうがないよ」三宮駅周辺はバス乗り場が多く、探しているうちに時間がなくなってしまった。

ビーナスブリッジは20歳の時に知った。その時、石川県の工場で働いていた。その時に知った歌の中にビーナスブリッジが出て来きた。
阪神淡路大震災の復興の祈りを込めて、作られた歌。「5年は地元に帰らない」と言っていた同僚と、私と同じ北海道から来た上司の事とかを思い出す。

憧れのビーナスブリッジから見える神戸の夜景







ガラケーの携帯の写メでイマイチ、伝えきれない部分はあるけど、あまりの美しさに言葉を失った。27年の人生の中で見た夜景の中で、一番、綺麗な夜景だった。
周りはカップル連れが多い。4月初旬で寒い中、タキシードとウェディグドレス姿でカップルがレフ版を持ったカメラマンに写真を撮られていた。外は寒かったけど、心はとても暖かくなった。なんか言葉では上手く伝えきれないけど、神戸の街がいつまでも綺麗でありますように。東北で被災してしまった人たちの幸せを祈られずにはいられなかった。

阪神淡路大震災も東日本大震災も私は傍観者だった。
阪神淡路のときはまだ小学生だったけど、東北の震災の時は、24歳。何も出来ない子供ではない。一応、SNSで被災地の仕事を見つけて応募しようとしたけど、体力のある男性を探している。女性でもなくはないけど、非常に求人が少ない。その言葉を鵜呑みに尻込みしてしまった。

帰りもタクシーで駅まで行き、運転手に当時の状況を聞けた。
「今でこそ綺麗になっているけどNHKホールが崩壊していた」
1ヶ月以上立っているし、録音やメモをとったわけではないので、具体的には思い出せないけど、旅先でのタクシーの運転手さんとの会話は貴重。

この日は派手なネオンと隣り合わせするかの様に、駅の近くのネットカフェで一夜を明かした。




編集放置のブログ。
今日、続きを書きます。

今月7日、松山を満喫した私は、午前10時半の神戸の三宮に向かうバスに乗った。
道後温泉から、バス乗り場であるJR松山駅まで行く途中、携帯を忘れた様な気がした。バックを軽く漁るけど、出てこない。もしかしたら、ホテルに忘れたのかも。軽くパニックになったけど、その時点では、路面電車一駅。引き返せば、まだ間に合う。どうしようか迷ったけど、電車を降りて、携帯を探すことにした。

落ち着いて探したら、ちゃんとありました!
んで、次の電車に乗ったけど、JR松山駅に停まる路線ではない。
間抜けな自分に落ち込みながらも、気が付いた時点で、電車を降りて、タクシーを拾った。ぎりぎりでバスに間に合う。

三宮についたのは15時半くらいだったと思う。
帰りの飛行機まで、なんとか間に合う持ち合わせだけど、お金、なくなるのあっというま。
愛媛にいたとき、三宮で小遣い稼ぎしてから帰る計画を練った。

今、思うと、こんな話を信じた自分が馬鹿だった。
ネットでナイトワークの検索をして、「脱がなくても稼げますか?お仕事できますか?」と電話で問い合わせたら、きっぱり「大丈夫です」と言われた。
一応、お客さん用のHPもあるので大丈夫かと思い行ったみたら、ホテヘルだった。

三宮の駅に迎えに来てもらい、事務所まで案内された。
数分すると面接官が現れて、「こういう仕事の経験はありますか?どうして応募されましたか?」「3年くらい前に北海道で箱ヘルしていました」「きっかけはなんですか?」
「変な宗教に騙されて、気がついた時には300万の借金があって・・・」もちろん、嘘。
「返済するまでにどれくらいかかったの?」
「半年程度です」
愛媛県に友達がいて、遊んでいたらお金が足りなくなってしまって、帰りの飛行機代がない。
2万、稼ぎたいと伝えた。帰りの飛行機なんて前もって払っている。スカイマークのフレッツ割で神戸ー新千歳まで7000円。
話を潤滑にすすめるために嘘をついた。

「2万っていったら大金じゃないですか?脱いだ方が確実ですよ」
「でも電話では脱がなくてもいいって・・・」
「確かに脱がなくてもいいんです。でも明日の夕方の飛行機までに2万ほしいってなると、脱いだほうがいいです。こういう仕事、初めてではないんでしょう?」

やられた!でも断る文句が見つからない・・・

しょうがないからやる事にした。でも一向に免許証のコピーをとる気配がない。業種の説明もない。こっちから「ホテヘルなんですか?」ときいたら頷いた。

免許証のコピーをとれないまま、写真撮影が始まり、事務所で待機。
私は怖くなった。
違法風俗店のような気がした。北海道で風俗店で働く際は、最低限、免許証のコピーは必要になる。1日体験であったとしても、公的な顔写真入りの身分証のコピーが必要。うるさいところだと、1体であっても、本籍地入りの住民票が必要になる。

金は欲しいけど、法を犯してまで欲しくはない。スマフォ片手にネットの悩み相談の掲示板で今の困った状態を相談した。すぐに返事が返ってきて「違法かどうかはわからないけど、あなたが旅行中で長期滞在は難しいので、従業員名簿を作るのが面倒くさいのかもしれない。嫌なら逃げましょう。すぐに人がいなくなるなんてよくあること。免許証のコピーとられていないなら大丈夫」

回答してくれた人、ありがとう(=^0^=)

「喉が渇いたのいで飲み物を買いに行きたい」と言って、そのままばっくれた。無礼極まりないけど、得体の知れないところで、恐怖や疑問を抱えながら働きたくない。

適当に歩いたら、警察署があり駅までの道を聞いた。