『デザインとはものの本質を探り、

    その対象をとおして社会をみること』


デザイン



 原 研哉 著


前からデザイン・特にプロダクトデザインには興味があった。

しかし、『デザインてなに?』  と 漠然としてて

デザインという言葉にもモヤモヤを感じていた。

それで白いシンプルな本を手にした。

この本でなんかすっきりした!!


幾つかのプロダクトや万博・無印などのプロジェクトを紹介し、

そのなかで、

デザインとはなにか?

これからの、デザインの方向性を示唆してくれる。

ナイスな本!!


『デザインは、ものの本質を探る行為、対象をとおして社会を見る行為』


というような考えには ピン! ピン! ときた。なんか気持ちよかった。


『コップをデザインしてください。  リ・デザインしてください・・。』 ってなったらどうよ?


どっから どこまでがコップ? くぼみ的に・・。  

皿? 試験管? 鍋?

どこで区別するの?

とか

材料はどんなんが? 岩は・コップ? ビニールはどうよ?


どんなシュチエーション・環境下で使われるの?

キッチンでほっこり? ベットサイドでもっこり?

自転車こいでるとき? 宇宙船のなか?

貴婦人たちとテラスで? 


例えば、今のOLに受け入れられやすいのって・・。?

今のOLってどんなん?

    ちょっと とぶかな?

コップが階級とか表現しちゃうことあんの?

コップにたいして男女意識とかどうなん?


持ちやすい形って? 手の構造的にどうなん?


って   確かにめちゃくちゃ小さくも大きくも

とにかくデザインしようとすると広がるっす!!!


『デザインすることは ものの本質を探り、対象をとおして社会を見る!!』

確かに・・。


このほかにも、マーケティングに関してや

日本文化にかんしても多くの発見がある本。

ナイスな出会いでした。