2018年4月24日開催の「東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会」での私が用意した質問用原稿です。私の持ち時間は37分、質問順番は3会派目です。報告事項は「中央区オリンピック・パラリンピック教育の推進について」の1件のみです。特別委員会は、委員会が所管する内容について質問することが出来ます。用意した質問原稿は、他会派の質問と重なることや質問項目の順番、理事者側の答弁などによって変わります。

 

2018年4月24日「東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会」質問案

 

資料1.中央区オリンピック・パラリンピック教育の推進について

 

質問の柱

   2年3ヶ月後には東京五輪が開催されます。約2年後に迫った中で地域住民の方から様々な声を聞いています。その内容も含め質問します。

 

1。バリアフリー対策について

    トイレや休憩所は。

   ⇒黎明橋を超えると晴海3,4丁目側には公衆トイレは黎明橋の公衆トイレしかないし、休憩所として利用できる場所が少ないと思うが。

なにがしかの対策を検討しているのか。

大会には障がい者の方もお見えになります。

⇒歩道と車道の段差解消の努力をしていることは承知していますが、電動車椅子利用者の方の声として、歩道上の電信柱や、歩道が車道側に傾斜しているところなどがあり走行しにくいとの指摘があります。無電柱化が望ましいのですが、区内を調査し、当面歩道上にある電信柱は移動すべきと考えますが。

 

まとめ⇒私は、クルマ優先の道路整備ではなく、人や障害を持つ人にとってやさしい道路整備を行うべきと考えます。

 

2。熱中症対策の取組について

  ⇒選手や大会関係者の移動は、専用のバスなどで移動することになるかと思います。その一方、外来者などの移動は、公共交通機関等の利用や徒歩が考えられるが、高温多湿の日本の気候風土、炎天下での移動に対しては、十二分の安全対策を行う必要があると考えます。晴海には選手村が設けられます。応援する方を含め様々な方が訪れるのではないかと思います。熱中症など来街者への安全対策についての検討は。

 

   ⇒日本気象協会のHPでは、熱中症予防・対策として「こまめに水分をとること」、「日差しを避けること」とか「休憩をこまめに取ること」などが上げられています。 

    先日も、「群馬、新潟、富山、岐阜の4県で開催されたマラソン大会で、参加者のランナーや沿道の観客ら48人が熱中症とみられる症状で病院に搬送された」事が、新聞報道されました。晴海3丁目に、聖カタリナ病院が5月14日に開院することが報告されたが、残念ながら救急対応は行わないとのことです。日差しを避ける仮設の休憩所や給水所の設置などが考えられるが。 給水・散水

   

 

 

  まとめ⇒ 大会は7月8月と真夏に開催されます。海外から来る方にも、安心して参加できるよう、万全の対策を求めます。

 

3.トリトンに開設された対策室について

   質問⇒東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

      ①どのような方々によって構成されるのか、また人数は、及びどのような業務を行う組織なのか。

      ②中央区も前危機管理室長を派遣している。中央区の派遣職員の人数は、また派遣期間は。それぞれお答え下さい。 

(聞き取り:あまり詳しいことはわからない。構成メンバーをだんだんと増やし、選手村の本部機能を持つような事を聞いている)

 

    まとめ⇒随時、委員会に報告されるよう求めます。

  

4.ボランティアについて

   質問⇒幼稚園児・小中学生が行うボランティア活動とは、具体的にどのような内容か、区内には選手村はあるが、競技場はない。

   質問⇒ボランティア活動として、園児・児童・生徒は学校行事として参加するのか。 基本は自由参加だが。(大会期間中は夏休みと重なるが)

   まとめ⇒ 児童・生徒の自主性を重んじて、けして強制にはならないよう十分な配慮を求めます。

 

5.勝どき駅から晴海までの朝夕の歩行者対応について

   ⇒勝どき駅からトリトンに向かっての歩道の集中的な混雑は大変な状況です。大会期間中はさらに混雑が想定されます。現在、月島側の歩道を、カラーコーンで歩行者を区分けしているが。今後も継続的に行うのか。

   ⇒混雑しているときは、自転車は歩道を避けて、車道を逆走している姿をよく見かけるが。自転車の逆走の注意喚起はどのようになっていますか。

 

   まとめ⇒ 晴海地区の再開発が進んでいます。さらに勝どき駅周辺の混雑は想定されます。歩行者・自転車利用者の安全を考えて、取り組んでいくことを望みます。

 

6.ゴミの回収について

   ⇒ 勝どき交差点に真新しい「ポイ捨て禁止」とか「まちをクリーンに」という内容の、のぼり旗が掲げられています。そこで質問ですが、家庭ゴミの回収について、マンションなどで排出される家庭ゴミを、ゴミ回収車が来るまでの時間、歩道に積み上げられている光景を見かけます。

ゴミ回収が午後になる場合も見られるが、大会期間中、及び大会前後の期間、どのような対策を検討しているのか。また大会に関係なく衛生上の問題も有ると考えるが。質問内容が、この委員会とそぐわないかも知れませんが、わかる範囲でお答え頂ければと思います。

 

まとめ⇒ご検討をお願いします。

   

7.大会期間中の東地区の工事について

   ⇒①勝どき駅の拡幅工事は、大会までに完了すると、委員会での報告があったかと思います。順調に進んでいますか。また新島橋の工事は、2020年大会までには終了する予定と聞いていますが、それぞれ進捗状況についてお答え下さい。また、現在、2028年(平成40年)竣工予定の「勝ちどき東地区」において、既存建物の解体工事が進んでいます。2020年大会期間中も、工事を休みなく進めるのか。確認をしたいと思います。

②セキュリティー対策との関係で⇒大会期間中を含む前後の期間、朝潮運河を利用しての屋形船は運航するのか。それぞれお答え下さい。

 

 

以上です。お読みいただき、ありがとうございます。大会まで時間があるようでありません。大会の成功と区民の日常生活に悪影響を避けるようこれからも努力していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

区内公園内のさくらんぼ、まだ青いですがもう少しすると色づき始めます。

 区内の都営バス定前のさくらんぼ。たわわに実をつけています。

 

昨日は日曜のため工事はお休みでした。新橋方面が靄がかかりかすんでいます。今回は「市街地再開発事業における施行者等、コンサル・設計者、工事施行者、区域面積、延床面積、総事業費、補助金額、検討会からの期間(予算特別委員会資料189)」を紹介します。すでに竣工している事業もありますが、これから開始される事業もあります。

 

 2017年度(平成29年度)再開発事業などの取り組みを紹介します。日本橋1丁目1,2番街区等21の再開発事業、日本橋本町二丁目特定街区[三井不動産]等民間都市計画事業等5事業、八重洲二丁目南地区等5つのその他の事業、全部で31事業が準備組合設立・建築工事中・検討中となっています。まだまだ再開発がつづきます。10年後20年後の中央区のまちは、今とは違う街並みに?

 

今日、藤田りょうこ都議会議員(大田区選出)も訴えに駆け付けていただき、小栗智恵子区議会議員、私(加藤博司)の三人で宣伝カーの上から訴えました。多くの方に署名を頂きました。お礼申し上げます。

やはり「どう考えても豊洲新市場の問題は、一つも解決していない」と思います。依然として環境基準の100倍以上の発がん性物質のベンゼン、あってはならない猛毒のシアン化合物が検出し続ける「豊洲新市場」では、長い目で見て「食の安全・安心」は保証されないと思います。あきらめたら東京都の思うつぼです。あきらめずに移転ストップの声を上げ続けていきます。

写真は、左から小栗ちえこ区議会議員、中央が藤田りょうこ都議会議員、右側が私・加藤博司区議会議員です。

 

 「団結してこそ労働者」です。一人一人バラバラでは力には限りがあります。団結して声を上げれば大きな力になり、変えることが出来ます。パレードしながら一緒に大きな声を張り上げ、日頃のストレスを発散してみませんか。もしかしたら、明日への希望が見えるかもしれません。

 

建物の解体が順調に進んでいます。

前回に引き続いて「まちづくり協議会の構成員」について紹介します。

今回は「京橋地区」、「築地地区」、「佃地区」、「月島地区」、「勝どき・豊海地区」、「晴海地区」となり、前回と併せて13のまちづくり協議会が設置されています。中央区の人口の9割近くがマンションなどの集合住宅に居住しています。まちづくり協議会の構成員を見て、マンションの管理組合の参加が少ないのが気になります。


毎月第3土曜日午前10時から11時半ころまで、日本共産党中央地区委員会と区議団が合同で行っている「築地市場移転反対・現在地での再整備を求める宣伝・署名行動」です。「食の安全・安心を守れ」と訴えて、今回で92回になります。ぜひご協力をお願いします。私は、92回すべてに参加をしています。