ぎが
作詞作曲 知久寿焼 シンセアレンジ 斉藤哲也
時代が変われば語感も変わりますね。
98年当時は、ギガという言葉はあまり一般的ではありませんでした。
知久 基本的なアレンジはライブ通りで、で間奏の所は斉藤君が僕にやらして下さいってね。
滝本 全部消されちゃって(笑)。
知久 そう。最初みんな入れといたんだけど、スタジオ覗いたら、斉藤君が「あっ、これいらない、いらない、邪魔」って全部消されました(笑)。おかげで素晴らしくなりましたけど。
シットリとした歌ですが、♪クリスマスの夜苦しまず眠る~
ダジャレですねw
シットリダジャレソングと言えばその前に、
柳原さんの摩天楼のそばでずっとという曲がありました。
♪待てるなら 待ってろよ 摩天楼のそばでずっと
柳原さんはこれをダジャレと思ってなかったそうです。
青空
作詞作曲 滝本晃司
滝本 (略)この「♪お昼休みのに君が~」この歌詞あるじゃない、これなんで自分でこんな不可解なこと書いたんだろうと思って。なんかこれ唐突じゃない?
知久 日常的なことが急に出てきて、変な感じがするっていうこと?
滝本 なーんでこんなこと書いたんだろうと思ってさ。変だなって思った。
知久 本人でも分からないそうです。
滝本 いつもの事です。
知久 質問を寄こされても困りますっていう事ですね。
よくよく聞いてみると、この歌の中の人はコワイ。
床に水の入ったコップを叩きつけて、そのあとの破片を見ながら静寂を楽しんでいる。
激情と静寂のアンバランス。この人はまともな人間とは思えません。
もし周りに人がいてもシーンと静まり返ったと思いますが、それは緊張が走ったからでしょう。
この歌のように穏やかなはずはありません。
しかしこの発想自体は凄くアートですね。滝本さんは現代アートを描くように歌を歌います。
参考 たま通信 No.64