4月10日にお亡くなりになりました。追悼というには時間がたちすぎているけれども。

 

山下由 本名 山下博由。貝類多様性研究所所長、詩人、ミュージシャン。たまに最も影響を与えた人物。

 

 

「たま」の本によると、

山下由、彼は実名で出しておこう。「たま」の音楽というより生き方におおきな影響を与えた。住所不定、純正浪人の人である。彼にとって、名前はとうぜん、人間であること自体、”記号”にすぎない。気がむけば歌を創り歌う、むかなければ寝ている。石川と数か月ともに暮らしたが、すこしも働かず黙々とメシを喰い糞を垂れ、ある日ふらりと出ていったきり、ゆくえ不明になってしまった。彼には属すべきどのような場所も、群れもなかった。言えば、身内の中で唯一人、フツーでなかった。

これを読むと、山下さんは「無能の人」のよう。でも実際は高校生の時から貝類研究家として有名だったようです。

たぶん、たまが影響を受けたのは、その何にもとらわれない自由さなんでしょうね。

 

2014年に刊行された山下さんと李善愛さんという方の著作です。生涯一貫して貝類の研究をされてたようですね。

 

 

山下の教えは2番です。「男2人で一つ布団に寝ざるを得ないときは~」

 

YOUTUBEには意外と沢山の山下さんの動画が上がっている。

 

 

山下さんと石川さんの漫才。「面白くないよっ!」(石川さん・俺の日常クイズ)

 

山下さんと石川さんは、過去に「ころばぬさきのつえ」という即興パフォーマンスユニットを結成。

それが後のたまへとつながって行きます。