さくらももこさんがお亡くなりになったと聞いて、とても残念な気持ちで一杯です。
でも、そんなことを言ったり書いたりしている人は5万といるはずで、今更私がそんなことを書いてもなあ、と思った。
それでは私らしく、たまに関係したことを書いてみようと思いいたった。
「たまのお歳暮’95」のパンフレットには、たまに対するさくらさんの思いが綴られている。
柳原さん脱退直前という事もあったので、たまに対する愛情が端的に表れていてとても良い文章だ。
で、特に良い所を引用しようと思ったんだけど、これが難しい。
さくらさんの文章って切り取れないんだな。
私は仕方ないので「仕方ないんだね」とそのまま言った。「うん、仕方ないんだ」と言った。やっぱり仕方なかったんだなと思った。そのあと、知久君はいつも通りののろまな口調で「柳原さんが抜けるってことは、『たま』にとっては痛手だけどね。それはさ、柳原さんの弾くピアノが良いとか、アコーディオンが良いとか、そういうことじゃなくて、柳原さんのような人が他にいないからさ」と、全く普通に言っていたが、私は「うっ」と涙が一瞬出そうになった。けどこらえた。
知久君は、今まで音楽の事で一度も悲しそうな気配のあることを言ったことはなかった。私はきいたことがない。今回が初めて、普通にいってる言葉の中に、それを感じた。
(たまのお歳暮’95パンフレットより)
宮永さんのアーカイブにはこんなのもあるよ。
http://www.catchup.jp/archive/archive.htm
この漫画が日の目を見ることはあるのかなあ。
「月刊たまぷくろ」は楽しい連載だったので、単行本化の話もあったのだが、結局実現しなかった。宮永さん結構頑張ってたみたいだけど。
そういえば、さくらさんと知久さんのスキャンダル報道もあったね。
あれは笑い話でした。
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評判悪し(笑)。
最近のまるちゃんは毒が抜けちゃってる。
ちびまる子ちゃんの良さは、子供が全然かわいくないところだったのに。
そんなさくらさんのフラストレーションが、この漫画を描かせたのかも?