こんにちは!
整理収納アドバイザーの春夏ママです。



ファミ片イベントレポの続きです。


講演会で聞いたことをまとめていますので、いつもよりだいぶ長いです。


ご興味ある方は読んでみて下さい!





《親野智可等先生の講演》


『叱らなくても子どもは伸びる~目からウロコの子育てと家庭教育~』



何かと叱りがちな親

子供のやること一つ一つに「それダメでしょ!」「○○やらなきゃダメでしょ!」「○○はやったの?早くやらなきゃダメでしょ!」とガミガミガミガミ…


子供のいる家庭ではよくある風景だと思います。


しかし、ずっと叱り続けられた子供は自己肯定力が低くなり、自信を持てず、チャンスが来ても「どうせ時分には出来ない、無理だ。」と諦めてスイッチを押せないのだそうです。




方法の工夫

子供が何かが出来ない場合、子供がやりやすいよう工夫してみることが大切。

・子供は目に見えないものをとらえるのが苦手な場合が多い。
→例えば「時間」
 これは家庭内の時間割を子供と一緒に作ってみたり、学校に行く時間などをアナログ時計の絵を書いて、本物の時計の横において時間がどんどん迫ってくるのを認識させたり、と色々と工夫が出来ます。




言葉の工夫

とがめずに伝えるのが大切。
マイナスイメージの言葉ではなく、プラスイメージの言葉で伝える。

・「~しないとダメ!」→「~すると良いよ!」



共感すること

子供が何かを訴えてきたとき、正論で突っぱねるのではなく、ひとまず気持ちを全部受け止めて共感する事が大切。

初めから突っぱねていたのでは「もう話しても無駄だ」と感じ、話すことすらやめてしまう、ということになりかねない。

ただ、ここで大事なのは“共感”しても“同調”してはいけないということ。

思いを受け止めた上で伝えるべき事はきちんと伝える。



ほめるのは部分に着目

ついつい出来ていない所を責めがちですが、出来ている“部分”を見つけてそれを誉める。
それを繰り返すことによって全体的に良くなってくることも多いんだそうです。

例えば漢字の書き取り問題があって、大半の字は汚かったとしても、そのうちの何文字かは偶然(!笑)きれいに書けているもの。
そこをほめていけば、ほめられて、うれしくなって、次はもう少しきれいに書いてみよう!とやる気が出てくる!



…とざっくりこんな感じの内容でした。



印象に残ったのは…


「子育てでは難しい事は後回しで良い!“今”完璧である必要はない。それよりも今出来ることをのばす方がよっぽど良い!」
と言うことでした。


それから一番衝撃的だったのは
「“小さいうちならなおる!”はウソ!」
と言うこと。

親が望ましくないと思っている子供の習性、小さいうちなら簡単に直せると言うのは間違いなんだそうです。


脳科学でも証明されてきていて、子供の脳はいわば渇いたスポンジのような状態で、新しい事を吸収する能力は優れているのだそう。

しかし習性などを直すというのは“自己改造”にあたり、吸収する仕組みとは全く異なるもので、子供にその能力が備わっているのではないんだそうです。



それから面白い!と思ったのは
「工夫してダメならあきらめる!」
と言うこと。

色々工夫しても全てが出来るようになるわけではない。
そんな時は出来ないことをせめるのではなく、やってあげて良いのだと。
それで自立が出来なくなる!なんてことはないんだそうです。

ただそれをやる時に注意するのは、親がイヤイヤやってはダメ!
楽しそうにやってみせると良いそうです。

その姿を見て子供がやってみようかな?と言う気になる事も少なくないようです。



…と色々と書き出してみました。


自分の備忘録的な意味合いが大きいので、少し読みづらい記事になってしまったかもしれませんが、お許し下さい。



次回は午後の懇親会&ワークショップの研究発表についてレポします。




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