結果の出やすいスキンケアにフォーカス! | ムリなく一歩ずつ!美肌を目指すスキンケア〜化粧品研究員のホンネ

ムリなく一歩ずつ!美肌を目指すスキンケア〜化粧品研究員のホンネ

大手や中小でスキンケア化粧品の研究開発に携わること十数年。
肌悩みを抱える方、スキンケア選びにいつも迷ってしまう方に、正しい情報を少しでもお届けして、美しいお肌に導きます!

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工場ではたらいている
女性の同僚と、
久しぶりに話をしました。

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「肌きれいになるように
がんばろうと思うの!」

『いいねぇ!
春は肌荒れしやすいから
特に気をつけて
ケアしないとね』

「それで、
このまえ高い洗顔フォームを
がんばって買っちゃったのよ。
ふふふ」

『・・・。
ほかのアイテムは
どんなの使ってるの?』

「メイク落としは
ドラッグストアで見て
そのときどき適当に選んでる。
いまはオイルかな。
お風呂でも使えるヤツ」

『化粧水やクリームは?』

「ちゃんと使ってるよ。
むかしから〇〇(ブランド名)の
ものをずっと使い続けてるけど、
最近もう一品、
乳液も使い始めたの」

『なるほどねぇ。
それで、どう?
肌がよくなった感じがしてきた?』

「ううん、まったくわかんない(笑」


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たとえば、
期末試験があったとして
その試験勉強をするとき。

当然、
試験に出やすそうなところから
勉強しますよね。
基本問題とか、
授業で重要っぽく
あつかわれていた範囲とか。

なぜそうするかというと、
もちろん
その方が点が取りやすいからです。

同じ1時間の勉強でも、
出そうなところをやるのと、
マニアックなこまかいところを
やるのでは、
点数の期待が全然違うでしょう。

マニアックなこまかいところは、
基礎や重要範囲を
完全にマスターした優秀な生徒が
最後のツメとしてやるところです。

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話を戻しましょうね。

私の同僚がこだわった
「洗顔フォームの選択」は、
試験勉強で言えば
「マニアックなところ」です。

乳液を使い始めたのも
「準マニアックなところ」です。

もっと手堅く
スキンケア効果の
出ることがあります。

まずは
手堅く70点くらいをとるようにして
そのあと、
こまかなところを加えて
85点、90点と
増やしてゆけば良いのです。


私の同僚は
「適当にクレンジングを選んでいる」
といっていましたが、
実は
クレンジングの選択は
効果を「手堅く取れるところ」です。
とっても大事。

それから、
化粧水やクリームは
同じものを使い続けている
ということでしたが、
「何を使うか」よりも
「どう使うか」の方が
手堅く効果を得ることができます。

使う量とか
塗布の仕方とか、です。

さらに、
同僚との話のなかでは
日やけ止めのコトが
全然出てきませんでしたが、
日やけ止め
(またはSPF付ファンデ)は、
絶対確実におさえておきたい
ポイントです。

歴史でいえば第二次世界大戦、
算数でいえば掛け算九九、
といったところ(?)。

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メーク落とし(選び方)、
化粧水・クリーム(使い方)、
日やけ止め(選び方・使い方)。

この三つを正しくするだけで、
試験で言えば、
70点くらいは取れてしまいます。

みなさんは
大丈夫ですか?
しっかり点数取れますか??

肌のお手入れは
他人に見てもらうことではないので、
実は
地味に間違っているひとが
かなりいらっしゃいますので。。

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さて私は同僚の
スキンケア指導です。

まずは
メーク落としと日焼け止めを・・・。