すぐ隣の隠居からばあちゃんが来ていて、
一緒に甘酒を飲もうと台所からこたつに
甘酒を持ってきて置いた瞬間だった。
こたつに置いた甘酒が見事にこぼれる。
すぐさま傍らに寝ている7ヶ月の娘を抱き上げ
長年苦労してきたばあちゃんは大抵のことには
動じず、な感じだった。
腰が曲がって動きが鈍いのだから早く
外に出るよう促してなんとか外へ出た。
その頃小学校に行っていた長男、次男
電話も携帯も繋がらない。
連絡がとれなかった。
すると、歯医者に行ってたじいちゃんが
二人を連れて帰ってきた。
ひとまず安心した。
テレビではキャスターの方が震える声を
抑えながら必死で伝える。
傍らにはヘルメットを置いて揺れるたびに被ったりしてでも伝えることを止めないプロ意識。
だだならぬ状況だった。
あの時のあの感じ、空気感は忘れられない。
その後も色々あったけど、
まだまだ復興の途中だけど、
あたりまえはあたりまえじゃない
感謝の気持ち
失って気づくこと
自然と人間は同じ言葉をもっていないから
こういう形で何かを伝えているのではないでしょうか?
それに気づける感性をもちあわせていたいものです。
いつもありがとうございます✨
