今、日本の食べ物がなくなる岐路に立たされているけど、
分かっている日本人は少ないなと感じます。
法律が変わって、危険と言っても、
それがどう危険なのかが、
繋がっていないからなんだろうな〜と思います。
なので、細かく書いてみようと思います。
日本人の食べ物として、
■お米
■大豆
まず、この食べ物について、書いてみます。
お米は、最近あまり日本人は食べなくなったとはいえ、
多くの人が食べる、主食ですよね。
大豆は、お味噌、醤油、納豆、豆腐、豆乳の材料です。
調味料の多くは、大豆から作られています。
日本食の骨幹です。
お米は、日本人の主食であるし、大豆も大事な作物であるので、
【種子法】という法律で守られてきました。
それが、守られなくなりました。
↓この動画をご覧下さい。
【種苗法】という法律で、種を自家採取することは出来てました。
昔から脈々と続いている種が、
つぶされようとしています。
そして、
【ゲノム編集】は、
このお米にも、大豆にもやっていい事になってしまいました。
遺伝子組み換えは、遺伝子を切って、そこに他の遺伝子を入れるから危ないけど、
ゲノム編集の食品は、遺伝子を切っただけだから、安全だというのです!!
そして、昨年2019年10月からは、
ゲノム編集の食品は出回っていて、
表示義務がありません。
有機栽培で作っていたら、有機栽培米、有機栽培大豆と書けてしまいます。
遺伝子を切って、虫に食べられないお米や、大豆にしていたら、
無農薬で作れます。
そうしたら、無農薬のお米、大豆と書けます。
安心な食べ物と思って買っていても、
ゲノム編集されたものかもしれません。
ゲノム編集食品についての、安全性はまだ分かっていません。
それを、普通に流通させています。
皆さんは、遺伝子組み換えの食品を、
喜んで、ご自分の子供に食べさせますか?
ゲノム編集食品を、大事な子供達が、
知らず知らず食べてしまっているのです。
子供は、細胞の分裂が活発です。
その細胞を作る材料が、
不自然なものだったら、どうなるのでしょう?
お米や、大豆のゲノム編集の作物の花粉が、
他の正常な作物へ、飛んで変わることはないのでしょうか?
遺伝子組み換えの作物の花粉は、他の正常な作物に飛んで、
ほとんど遺伝子組み換えに変わってしまいました。
ゲノム編集の作物は??
本当に大丈夫でしょうか?
では野菜について考えてみましょう。
ほうれん草の残留農薬、2015年5月に13倍、緩和しました。
3ppm から、40ppmになりました。
この値は、ヨーロッパでは、急性中毒になると言われている値だそうです。
そこまで、農薬使っていいことになりました。
例えば、
ネオニコチノイドの農薬は、
ヨーロッパでは禁止になってたりします。
蜜蜂が、大量死しているのが、
このネオニコチノイドが原因と言われているからです。
蜜蜂は、ハチミツを作ってくれる虫だけではありません。
植物の花から花へ飛んで、
花粉を運び、受粉してくれるのです。
受粉しなければ、実がならないのです。
蜜蜂が死んでいるということは、
他の小さな虫も死んでしまっています。
花粉を運ぶ虫がいなければ、
私達が食べる実(食べ物)がなくなります。
日本は、このネオニコチノイドの農薬を規制するどころか、
世界と逆行して、
緩和しました。もっと多く使っていいよとなったのです。
↓こちらご覧下さい。有機農業ニュースクリップから。
だから、オリンピックで選手に出せる野菜が、
ほぼない状態です。
世界基準から、どれだけかけ離れたものを食べているのかを考えないといけません。
それを、子供達も食べさせられています。
これは、大人の責任ではないでしょうか?
安全な食べ物が、普通に流通する日本にしなければ、
子供達を守れません。
子供達の病気が増えていることとも関係します。
では、安全な食べ物を選ぼうと思っても、
それが、ゲノム編集かもしれなくて、
私達は安全な食べ物を選ぶ自由がなくなってしまいました。
これが、どんどん進めば、
いつか、安全な食べ物はなくなるでしょう。
これが、私が危惧していることです。
まだ、ゲノム編集食品の流通は始まったばかりです。
せめて、選ぶことができるように働きかけることは出来るのではないでしょうか?
種子法も、県の条例で、今まで通り種を守ることも出来ます。
種苗法も同じです。
今、私達一人一人が声をあげて、
NO!!
と言ったら、きっと日本はいい方向へ変わると思います