あれは そう 2006年の秋 なんとなく立ち寄った積水ハウスの建売住宅からすべてのドラマが始まった。

積水ハウスは、とにかくカックイイ!! どの家を見ても 「この家に決めた!!」 と

いいたくなるような家ばかりで僕はしばらくマイホームノイローゼになってしまった。


それから住宅展示場にいってみたんやけど、これがまたヤバい! なんがやばいかっちゆったらもう 例えば玄関 なんか大理石みたいな石のつるつるしたやつ、あ、パチンコ屋みたいな床で、これ、俺住めるんやないん?みたいな広さあったり、家ん中なんに石ころで中庭つくったり、これクーラー代いくらなん!ちょっとはエコしろよ!

げなほんっと現実かけ離れたつくりの家ばかりやった。みー行かんかったらよかった。まじで。


そんとき、ハウスメーカー何個か回ってアンケートかいたんやけど それからやねー、

ほぼ毎日ぐらいハウスメーカーから手紙がくるようになった。イベントやら見学会やら

建売やら…  でもまんざらやない俺は遠い夢の話とは思いながらも穴が開きそうな

ぐらい隅から隅までじっくり見て嫁とああじゃないこうじゃないといいながらじっとながめよったー


それからしばらくそんな日がつづいて半年ぐらい経ったある日のこと。

パナホームから電話でその後はどうですか?と。 そのときはパナホームの家あんま好きじゃなかったし、なんか高そうなイメージやったけ 「いやーやっぱ家はむりかなー金ないし」 みたいなそっけない態度でその時は電話キッたんやけど、

その後も電話 結構かかってくるけ話だけでも聞いてやるか みたいな乗りで家に呼んだ。