皆様、ご無沙汰しております、お元気でしょうか。

BSーTBS勤務後渡米、数年間在住し帰国しております。

 

2017年3月19日に横断歩道を青信号で徒歩で横断中にバスにひかれ、骨折などの怪我。

その直後から、現在も悪化し続ける様々な後遺症に苦しめられております。

骨折は2012年のBSーTBS在職中の足骨折以来ですが、大変辛いです。

日付変わって、3月16日(土)にBS-TBSにて、

特集「オープンデータ」がOAされました。



私は、手帳派でどちらかといいますとアナログ人間ですが、

世界中の”ネット”の時代から”データ”の時代に変わり始めたこの動きを察知した今、少し早くはありますが、ビジネスをやる方たちなどにとって欠かせないこうしたテーマを出来るだけ早くお伝えするのもメディアの任務かと思い提案させていただきました。



ここ数カ月の間によく耳にするようになった「ビッグデータ」。

これは企業などが蓄積した膨大なデータ・情報の山の事で、

ビッグデータを資産として捉えて、活用していこうという動きが

始まりました。 「オープンデータ」はこのビッグデータの一部

行政や民間のもつ、公益性、つまり世の中に役にたつデータ・情報を、

さらに分かりやすく公開・オープンにすることで、2次利用・再利用できることで、新しいビジネス市場の開拓が進むというものです。


そこで、取材VTRの1本目は、行政の情報をより分かりやすく整理する方法:ユニバーサルメニューを開発した民間のアスコエパートナーズという「オープンデータ」を進める会社が、神戸市の子育て支援情報を再利用した「ママフレ」を作成した例を取り上げました。

神戸市までロケに行き使い勝手のいい「ママフレ」を利用しているお母さんたちや神戸市を取材しました。


また、その民間企業アスコエパートナーズが作った、大阪市の

子育て支援情勢情報を載せたちらし「タウンレポート」をモデルルームの入り口においていて、見学者の購入参考にしてもらおうとしているのを取材しました。


この「オープンデータ」はもともとオープンガバメントの1つの取り組みとしてアメリカのオバマ大統領が4年前から力をいれているもので、日本は10年遅れとも言われています。アスコエパートナーズも、ママフレにPR情報を載せた企業様を明記することで、お金を頂き、しいては神戸市側は一切お金をアスコエパートナーズに支払っていないということです。



「オープンデータ」が進むうちに見込まれる経済波及効果は、EU試算を日本に当てはめると、日本での最終的な経済波及効果は、5,4兆円となっています。



VTR2本目は、「オープンデータ」のもう一つの特色「市民参加・双方向」に注目しました。行政が市民に情報を公開するだけでなく、市民も意見を言ったりす一方、行政も市民の提案に反応すべきという意味で双方向であることが求められます。だったら、電話で意見を伝えればと言われるかもしれませんが、「オープンデータ」のポイントは、提言する市民Aさんと反応する行政の方Bさんの2人で対処されるのでは

なく、その他の市民もその動きと結果を写真などとともに確認し、誰もがオンブズマン的な存在となって行政に眠りがちな流れ全体を把握し、見守ることができるのです。


今回は、世界オープンデータデイ1週間前の千葉での事前イヴェントを取材しました。イベントでは、妊婦さんや子供や大人が街中を練り歩き、不具合などを携帯カメラなどで撮影し、Fix My Streetというサイトにアップしたのです。 その後、問題個所を放送では”壊れた木製ベンチ”の対処に仕方について、行政側も参加して議論し、結局

行政側によってそのベンチは修繕されたということです。


民間から行政へ情報を提供する例として、自動車メーカーのホンダが、カーナビで収集した急ブレーキ箇所のデータを埼玉県に提供することで、埼玉県はそのデータを基に、子供の通りが多いところには、注意喚起を促す表示を取り付けるなど対策を講じている例も紹介しました。


民間から民間へのデータ提供の例では、欧州の製薬メーカも企業秘密であった新薬の治験データを、他の企業や研究者に2014年4月からオープンにする方針が去年決まり、医療・製薬分野でのイノベーションが進むことが期待します。世界中で「オープンデータ」に関する動きが多く出ていたり、「オープンデータ」による新たなビジネス市場の開拓が400以上も創出されていたりしています。


しかし課題もあります。デジタルデータ化にお金がかかったり、著作権をきちんと示していないところが日本は多いので、2次利用、再利用、リユースをすると勝手に使ったと思われないかとか心配されたり、またセキュリティー・プライバシ―・個人情報などをどうするのかといったことがクリアにならないと「オープンデータ」はすすまないということです。




愛犬Sophieが6歳になりました。

 

ささやかなお祝いです。

 


フリーアナウンサー前田晴美のOfficialブログ-ソフィー6歳①

プレゼントはアメリカのクッションです。

 

Sophieは大好きです。

 


フリーアナウンサー前田晴美のOfficialブログ-ソフィー6歳②