夫婦の絆
おはようございます。コロナ禍で、知り合った(二年半ほど前)人生の先輩のご夫婦がいました。ご夫婦で、支え合い、励ましあって、お子さん達も立派に育て上げ、お孫さんも成人されて何の問題も無いようでした。奥様と、ご主人と一緒にお話を聞いている時には、わかりませんでしたが、おひとり、お一人、別々にお話を聞くと、お互いにパートナーの心は、解らなかったようです。ご主人は、会社を起こし、社長さんとして従業員さんも雇い会社を大きくし、息子さんに会社をゆずり、社会貢献もされ(町会役員等)お元気です、奥様は、教員をされながら、子育てをして、退職後は、地域社会に貢献されていました。知り合った時、奥様は85歳、50代の私からしたら、なんで、そんなに、今も、他人からの評価を受けたいの?と、感じました。奥様は、まだまだ、勉強が必要ね!と、おっしゃっていました。人生の目的は、愛の人格の完成だと聞きました。自分が自分を大切に愛して、心がいつも、安心安全で平安に満ちていたら自分の周りにいる人に 愛 をあげられるのになあ~。昨年9月のある日、奥様が、朝おきると、ご主人を見て あなた だれ? 痴呆症を、発症されました。ご主人、お一人ではどうしようもできなくて、主治医に相談して奥様は、病院に入院され、どんどん症状が悪化するので、施設に移りました。ご主人が、面会にいかれても、奥様は、誰だかわからない。とのことでした。 夫婦の絆って何なんでしょうね?今月に入り、ご主人は、4年ぶりの町会の盆踊りの実施にむけて、楽しそうに精力的に取り組んでいる話をしてくれました。何の前ぶれも無く。施設から連絡があって、奥様が亡くなられた。と、連絡があったそうです。肉体があるからこそ出来ることがあります。今日は、今 出来ること、やりたいことを後悔しないようにやりとげる一日となりますように!行ってらっしゃい~!