パフェちっく! 15巻
ななじ眺 先生
前巻では大也母のいびりに負けず大也への気持ちも少し進展したが、ラストで、転びそうになってアクシデントで壱とキスしてしまった風呼。
キスといっても、唇が当たっただけの感じですが。
一難去ってまた一難、の15巻に突入です。
〜〜以下、ネタバレあり!!〜〜
◉15巻のあらすじ&感想◉
壱とアクシデントでキスをしたことを、大也に正直に話して謝るか、隠すか、悩む風呼。
悩んだ末に出した答えは、
↑隠すのは大也を傷つけないため?それとも自分が大也に嫌われたくないから??
↑隠すことに決めたものの、何も知らない大也の楽しそうな顔を見るたびに罪悪感に苛まれる風呼。
もうすぐバレンタインデーということで、大也への謝罪の意味も込めて、大也に手編みのニット帽を作ることに決めた風呼。
ニット帽というか、ただの風呼の罪悪感のかたまりですが。
でも学校では編みかけのニット帽を壱に見られないようにコソコソ隠す。
そして、壱に見られたくないと思ったことで、自分の中に壱のことを引きずる気持ちがまだあるんだと再認識。
ずーっと、フラフラしてる。
アクシデントのキスの件について。
対する壱は帰宅後、、
ということで慌てて大也を呼び出す。
風呼のことを女として見てないようにも感じられる壱の言葉を聞いて、少し吹っ切れた風呼。
わざとな意地悪でもない限り、すきなひとにはいえないようなセリフを、、、
これで風呼は大也に正直に話すことに決めた。
壱はすでに自分のことを女だと思ってないし、自分ももう壱を男だと思ってない。
そんな風に自分の中で解釈して、吹っ切れた様子。
わざとな意地悪で言ってたーー!!笑
こういう壱の人間臭いところが好きです僕は。
壱はずーっと風呼のことが好きなんや。。
ほんまに頑張ってほしい。
なんとかくっついてほしい。
大也に話すと決めた風呼だが、大也の顔を見ると全然言えなくて、ずるずる先延ばしにしてしまう。
でも絶対に自分の口から言いたくて、壱には、自分で言うから言わないで、と釘をさす。
でもなかなか言えない。
言おうとして、結局誤魔化して違う話に逸らしてしまう。
誤魔化して、壱が生徒会長に立候補した話を大也にする。
そのことを知らなかった大也はびっくり。
大也は帰宅後、壱に、
(生徒会長立候補のこと)ふーちゃんから聞いたよ、と。
壱は、勘違いして
(キスのこと)きいたか、、、と。
お互い勘違いしたまま会話が進んで、、、
うわーーー!!こんなことあるー!?
結局このあと大也に母から長電話がかかってきたことで話をうやむやにしたまま翌日登校。
でも大也は、なんとなく壱と風呼の間に何かあったんだとは気づいてる様子。
↑さいあくー!
でも風呼がなかなか言わんせいや!!
何回も言うチャンスあったのに!!
アクシデントで口と口がぶつかっただけだから、とサラッと伝える作戦に出る。
大也も、なんだーそんなことかー、とアクシデントのキス自体には何とも思ってない様子。
でも、、、
それを拒否する大也。
壱のことをまだ目で追ってしまう。意識してしまう。
↑相手が壱だから、事故でも風呼にとっては意味があったんだろ、だから言わなかったんだろ、と。
これに対して風呼は、
でも事故だし終わったことだからどうしようもない、そんなに嫌なら消毒してよ、と言って大也にキスを迫る。
うん、たしかにそういうことじゃない!!
こんなに怒ってる大也は初めて見た!!
でも大也の気持ちめちゃくちゃわかる!!
超共感!!!!
事故とか関係なく、風呼の気持ちに対して怒ってる。
大也と気まずくなった風呼。
風呼が大也のことを好きになろうと努力してるのはいいことだけど、それを応援してていいの?
壱のことは本当にもういいの?それでいいの?
というニュアンス。
この言葉を受けて風呼はまた悩みモードに突入。。。
〜〜16巻へつづく〜〜
おもろすぎる!!!!
ずーっといろんな事が起こってる。
超三角関係。
いろんなことがささいなすれ違いやタイミングで、いろんな方向に転がっていく。
本当に面白い作品。伝説。
改めてそう感じました。
16巻でもいろいろあるよー!