言葉がけ

 

 

 

 

本当はこれくらいできるはずなのに、緊張して平常通りできなかった・・・。

 

 


普通にすれば、パスできるはずのことなのに、肩に力が入ってしまい失敗した・・・。

 

 


みなさんには、このような経験はありませんか?

 

 

 

 

なぜ、緊張するのでしょうか。

 

 


一生懸命がんばったから、気持ちのゆとりがなくなるのです。

 

 

 

たとえば、それが試験ならば、色々なことを犠牲にしてがんばりました。

 

 

 

この思いを今日の試験にぶつけます。

 

 

 

答案用紙に吐き出していきます。

 

 


がんばらなかった人は、固くなりません。

 

 

 

ただし、ほどよい張り詰めなら構いませんが、本来の力を出せれば受かるのに、過度の怖がりのせいで力が出せない場合もあります。




オンラインサロンでは、応援している相手に、本番で実力発揮してもらうための言葉がけを意識しています。



「いよいよ本番。緊張するよね。

 

 


私もそうなったことがあるからよくわかるよ。

 

 


でも、それはあなたがパスしたいと本気で思っている証拠!

 

 


今日まで積み重ねてきたものを信じて、思い切りやっておいで。

 

 


あなたなら大丈夫!」



このような言葉で、相手が持っている力を出し尽くしてもらうための、言葉がけです。



 

 

ですが、この言葉をかける側が「まぁ、どうせ無理だろうけどね。」とか、「できるわけないじゃん。」という思いで話していたらどうでしょう?




言葉は応援でも、思いがネガティブであれば、せっかくの声援も効果が半減したり、場合によっては、ポジティブな効果が失われてしまう可能性があると、私は考えています。



私は「応援マインド」というものも、大切にしています。

 

 

 

君なら大丈夫

 

 

応援しているよ

 

 

君の成功を信じている!

 

 

 


内側にあるこのような想いは、言葉や表情、声のトーン、態度となって、表面に現れてきます。



言葉数が少なくても、もしかしたら言葉なくしても、相手に伝わるものだと、私は考えています。


この応援マインドが、相手の心と身体に届いて、相手の実力発揮を助長するのです。

 

 


 

 

緊張を和らげるテクニック

 

 

 

1. 意識して腹式呼吸をする

 

 

 

もちろん、みなさんは意識しなくても呼吸をしています。

 

 

 

ですが、緊張している試験会場では、エベレストの頂上で受けているほど空気が薄く感じます。

 

 

 

意識的に、腹式呼吸を心がけましょう。

 

 

 

目をつぶり、鼻で息を吸って口で吐きます。

 

 

 

大きく息を吸って、脳に酸素を送り込むイメージで、」何度か繰り返してみましょう。

 

 

 

 

2. 気分が高揚する音楽を聴く

 

 

 

みなさんは、これから試験会場というリングにあがるのです。

 

 

 

気分を盛り上げさせて「自分はできる」と挑んでみましょう。

 

 

 

格闘家が入場するときに、音楽を流しています。

 

 

 

オリンピック選手が、試合前にヘッドフォンをつけて、口ずさんでいる姿も見かけます。

 

 

 

フィギュアスケート界のエース、羽生結弦選手もソチオリンピック試合前に、自身を鼓舞するために「スーパースターになったら」(back number)を聴き続け、見事金メダルを手に入れたそうです。

 

 

 

 

3. 落ち着くアイテムを用意する

 

 

 

試験前に安心するアイテムを用意しておきます。

 

 

 

癒されるものなら、なんでも良いです。

 

 

 

たとえば子供やペット、奥さんやダンナさんの写真などです。

 

 

 

試験前に眺めて、思わず微笑むことができれば緊張がとけ、自然と一息ついています。 

 

 

 

私は、お守りを会場に持参し、試験前は握りしめていました。

 

 

 

「ここまでやったのだから、後は神頼みぐらいしかやることはない」という思いでいると、自然と落ち着いていました。

 

 

 

4. チョコレートを少し食べる

 

 

 

脳にとって、唯一の栄養素がブドウ糖といわれています。

 

 

 

米やパンにも含まれていますが、試験直前に弁当箱を広げて御飯を食べるわけにはいきません。

 

 

 

そもそも食べられるぐらい強心臓ならば、緊張していない証拠です。

 

 

 

ここは少しの量でも、す早く脳に伝わるチョコレートを食べて挑みましょう。

 

 

 

あまり食べ過ぎないように、ちょっとで十分です。

 

 

 

また冷えていると、脳にある三叉(さんさ)神経を刺激し、血流が良くなるといわれています。

 

 

 

受験生の間で流行している「キットカット」(ネスレ日本株式会社)があります。

 

 

 

「きっと勝つ」を九州弁でいうと「きっと勝つとぅ」となることから合格祈願のお菓子として有名になりましたが、ゲン担ぎのみではなくチョコレートを食べることは受験生の脳にも良いのです。

 

 

 

緊張を和らげるテクニックをまとめると、

 

 

 

意識して腹式呼吸をする

 

 
 

 

気分が高揚する音楽を聴く

 

 
 

 

落ち着くアイテムを用意する

 

 
 

 

チョコレートを少し食べる

 

 

 

本試験は、模擬試験を繰り返し受けることで力がついてきます。

 

 

 

上記にあげた気の張らないテクニックも、試験を受ける前にさまざま試して、ぜひみなさんに合うものを取り入れてみましょう。

 

 

 

「ここぞ」というときや「日常のちょっとした場面」でもみなさんにあう「緊張」と上手に付きあう方法をみつけ、実力を最大限発揮しましょう。

 

 

 

 


応援したい相手に本番で実力発揮してもらうためには、言葉+『応援マインド』が大切というお話でしたが、みなさんが実力発揮してほしい相手に対する、みなさんの応援マインドはいかがですか?