お客様が快適さや快楽を感じる店員は

 

 

 

笑顔はそれだけで、お客様をファンにしますよね。

 

 

 

 

Sさんの場合

 

 

 

 

オンラインサロンのSさんがお店屋を継いだ当初、Sさんはお客様のところへ行っても「おはようございます」の挨拶さえ、なめらかにいえなかったそうです。

 

 

 

3ヵ月間かけて、何度も何度も「おはようございます」と絞り出しているうちに、どうにか自然にいえるようになりました。

 

 

 

挨拶を覚えると同時に、「お客様が心地よく思う店員は、どんな人物なのか」を考えてみたのです。

 

 

 

そして、「自分の利益にならない仕事を頼まれたときでも、嫌な顔をせず、笑顔で対応する店員ではないか」と結論を引き出しました。

 

 

 

頼んだ側のお客様は、相当「悪いな」と思っているものなのですよね。

 

 

 

「こんなことを頼むのは申し訳ない」というようにです。

 

 

 

 

そのようなときSさんが笑顔でニコニコしながら、「わかりました、ありがとうございます!」と快諾したら、お客様に安心を与えることができます。

 

 

 

お客様を増やすために大切なのは、新しいお客様を獲得すること以上に、失わないことではないでしょうか。

 

 

 

どれほど新規のお客様を獲得しても、既存のお客様を逃がしていたら増えないですよね。

 

 

 

一度獲得したお客様は絶対に逃がしません。

 

 

 

すると、減ることがなければ、増えていくだけです。

 

 

 

 

 

最強な笑顔とは

 

 

 

 

最強なのは、「どこまでも徹底した笑顔」ということです。

 

 

 

上辺の笑顔ではなく、自然に出ちゃうような笑顔だとさらにいいですね。

 

 

 

Tさんの場合

 

 

 

美容師Tさんも、「美容室などは特にそうでしょう」といいます。

 

 

 

お客様が美容師の仕事ぶりに「ありがとう」と感謝をして、美容師側も「こちらこそ、ありがとうございます」と謝辞を伝えます。

 

 

 

そのやりとりの中に、自然な笑顔があるわけですよね。

 

 

 

美容師として、お客様が気に入るヘアスタイルをつくらなければなりません。

 

 

 

ですが、自分の技術では目の前にいるお客様を満足させることができそうもありません。

 

 

 

そのようなとき、Tさんはどうするのでしょうか。

 

 

 

Tさんならば、先輩を呼んできて教わりながらカットをするそうです。

 

 

 

お客様は「この美容師さん、自分でできないんだ」と不満を覚えるでしょうね。

 

 

 

ですがTさんの「行い」は評価してくれるはずです。

 

 

 

「目上の人にお願いしてまで、私をきれいにしようとしてくれた」という熱意を認めてくれます。

 

 

 

その情熱が伝われば、今は技術がなくても、そのお客様はきっとまた来店されると思います。

 

 

 

努力する姿勢を見せることも、ファンづくりには大切です。

 

 

 

 

100パーセントの仕上がりにはできなかったとしても、「その場で教わりながら、ここまでやった」という行動を示すことで、「勉強熱心な姿勢」が伝わります。

 

 

 

 

するとお客様は、「今はまだ頼りないけれど、いずれ力をつけて、私に似合うカットをしてくれるに違いない」と期待を抱くと思います。

 

 

 

 

一緒にいて、幸せになれると思われる

 

 

 

笑顔というのは、だれもがポジティブな想像を抱くものですよね。

 

 


笑顔でニコニコ笑っている人に対して、マイナスな感情を抱く人はなかなかいないと思います。

 



自分に自信がなくても、笑顔でいるだけでプラスの印象を持ってもらえるなんて、すごいですよね。

 

 

 

みなさんも、一緒にいてプラスになる人と付き合いたいと思うはずです。

 


 

ですから、ポジティブなオーラを纏う笑顔な人には、「一緒にいたら幸せになれそう」という足しとなるように見えるのです。

 

 

 

笑顔を大切にしましょう。