どんなに言葉遣いがきれいでも、声のトーンが暗かったり、歯切れが悪いと、感じが悪く聞こえてしまいます。

 

 

そんなとき、ぜひ笑顔とセットにしてほしいのが、笑声です。

 

 

 

 

 

「笑声」というのは、表情を見なくても笑顔でお話ししているのが伝わる声のことです。

 

 

 

社会人はなにかと忙しく、しっかりと相手と対面して話ができるとは限らないですよね。

 

 

 

 

電話対応や、バタバタと慌ただしい中で話をする機会も多いと思います。

 

 

 

 

その中で大事なのが笑声です。

 

 

 

 

自分が笑声かどうかを確認するには2つのポイントがあります。

 

 

 

 

1つ目は、自分の声をきちんと認識することです。

 

 

 

 

会社員のCさんは、割りと気軽な社内の打ち合わせのとき、スマートフォンで録音してみたそうです。

 

 

 

 

あとで冷静に聞いてみて、自分の声が笑声なのか、それとも表情の乏しい平べったい話し方をしているのか、聞きやすさはどうかなど、確認してみるのです。

 

 

 

現状の把握をしたほうが、まるきり改善は早いです。

 

 

笑声になる話し方のポイントは、とにかく笑顔で話をすることです。

 

 

 

 

2つ目の方法は、「あの人って声だけ聞いていても、とても感じがいいな」という方がきっとまわりにいるはずです。

 

 

 

その方の声、話し方をよく聞いてお手本にすることです。

 

 

 

 

友人のHさんは、明るい感じの良い声で、笑顔がすてきな方です。

 

 

 

 

普段から意識してHさんの話し方を聞いておくと、連鎖の法則がはたらきます。

 

 

 

 

かならず自分によい影響を与えます。

 

 

 

話し方や声というのは、人それぞれです。

 
 

一般の社会人の方々は、特別なトレーニングを受けていません。

 

 

 

だから、聞きやすい話し方や声というのは、生まれ持った才能のひとつだと思われがちです。

 

 

 

ですが、そうではありません。

 

 

 

そこは変えられる部分です。

 

 

 

 

話し方は、改善できます。

 

 

 

 

社会に出たら自分自身がブランドであり、会社員の方でも自分の会社の使命を背負った自分は、その代表です。

 

 

 

 

同じ内容をお客様に伝えるのであっても、同じ商品の同じPRをするのであっても、話し方ひとつで説得力や商品の価値がまったく変わって聞こえます。

 

 

 

 

笑声で話ができるって、すばらしいですね。