自信のある人は、決まって語尾まではっきりいい切ります。

 

 

 

「自分はしたいのか、したくないのか」

 

 

 

「できるのか、できないのか」

 

 

 

意志をはっきりいい切れる人です。

 

 

 

心の中で、はっきりした答えが出ていますから、大きな声ではきはきいえるのです。

 

 

 

たとえ、できないことでも、できないことに自信のある人は「できません」とはっきりいえます。

 

 

 

 

いい切る人の心理

 

 

いい切る人は、それこそ微塵の疑いもなく、きっぱりと断定するようにいい切ります。

 

 

 

そこまで堂々といい切るのは、いくぶん清々しい気もしますよね。

 

 

 

そんないい切る人の心理には、以下のものが考えられます。

 

 

 

自分が正しいと思ってる

 

 

いい切る人は自分を信じていて、自分の発言は正しい、間違っていないと思っています。

 

 

これまでの経験や体験が関係していることも多いのですが、いい切る人は自分の経験が全てだと思っているので、やや視野が狭くなっていることもあるでしょう。

 

 

 

優位に立ちたい

 

 

 

周りよりも上の立場でいたいという気持ちが強く、周りを従わせるためにいい切る形を取ります。

 

 

 

あやふやな態度や発言をすると周りがついてこない、皮肉をいわれると思っているため、強気ないい切る発言になるのでしょう。
 

 

 

すごい人と思われたい

 

 

 

知識のない人や自信のない人からすると、自信満々にいい切る人というのは、とても小粋に見えるものです。

 

 

 

だからこそ、いい切る人は周りから『あの人すごいな、かっこいいな』と思われたくて堂々と振る舞い、いい切る発言をするのです。

 

 

 

弱い部分を見せたくない

 

 

 

いい切る人の中には、本当は自信がなくて小心者、という人もいるでしょう。

 

 

 

ですが、そういう弱い部分を見せたくない、人目を避けたいという気持ちが強く出ると、弱さを隠すために強気でいい切る発言をすることもあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

いい切る人が苦手な理由

 

 

いい切る人は、失礼かもしれませんが、大半の人から『苦手』な印象をもたれます。

 

 

 

あまり関わりたくないな、というのが本音でしょう。

 

 

 

いい切る人が苦手な理由が、こちらです。

 

 

 

 

周りの意見を聞かないから

 

 

 

いい切る人は『自分が正しい』『自分は間違っていない』と思っているので、周りの声に耳をそばたてることはありません。

 

 

 

だれかが意見をしたとしても、『それは違う』といい切り話し合いにならないため、苦手だと感じるのでしょう。

 

 

 

強引だから

 

 

 

いい切る人は、明らかにいっていることが辻褄が合わなくても、間違っていてもそれを絶対に認めません。

 

 

 

基本的に折れることがなく、自分の意見を押し通す強引さがあるのですが、その強引さを苦手だと感じる人は多いようですね。

 

 

 

世の中に絶対はないから

 

 

 

いい切る人は、『絶対』という言葉や雰囲気をたくさん使います。

 

 

 

しかし、現実的に考えたら、世の中に絶対はありませんよね。

 

 

 

絶対無理なことなんてありませんし、絶対大丈夫なこともないのがこの世の中です。

 

 

 

頻繁に『絶対〇〇だから』といわれると、嫌になる気持ちも分かります。

 

 

 

根拠がないのに自信満々だから

 

 

 

いい切る人の発言は、基本的に根拠がありません。

 

 

 

あくまでも、自分の考えや経験に基づくもので、根拠がないのが一般です。

 

 

 

それなのに、あたかも根拠があるかのような自信満々な発言ばかりされていたら、正直ちょっと煩わしいですね。

 

 

 

 

否定されるから

 

 

 

いい切る人は自分が正しくて自分が全てなので、周りの意見や考えは全て否定します。

 

 

 

自分と違う考えは、全て間違いという認識なので、他人を否定してばかりいます。

 

 

 

否定してくるいい切る人が苦手なのは、当然の流れだといえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

いい切る人への対処法

 

 

 

いい切る人のことを、苦手だと感じている人は、たいへん多いのですが、いい切る人には、どのように対応したら良いのでしょうか。

 

 

 

間違ったやり方で対応すると、余計に面倒なことにもなりかねません。

 

 

 

いい切る人へは、以下の方法で対処していきましょう。

 

 

 

受け流す

 

 

 

 

いい切る人とは、まともに向き合うべきではありません。

 

 

 

 

まともに向き合ってもあなたが疲れてしまうだけなので、相手がいい切ってきても軽く受け流してしまいましょう。

 

 

 

『へぇ~、そうなんだ~』『凄いね』などと適当な返事をしておくことがおすすめです。

 

 

張り合わない

 

 

 

いい切る人のいい方に、苛立ちを覚えて、つい言い返したくなることもあるでしょう。

 

 

 

ですが、ここで張り合っても時間の無駄です。

 

 

 

お互いにヒートアップして手がつけられなくなりますし、ただの喧嘩やいい合いになってしまいます。

 

 

 

くれぐれも、いい切る人と同じテンションで張り合わないようにしてください。

 

 

 

相手にしない

 

 

 

いい切る人を相手にするのは、永遠と釈然としない気持ちが残るためおすすめしません。

 

 

 

相手がなにかいってきても、適当にあしらっておくのが正解です。

 

 

 

無視をするのは気が引けるなら、仕事をしながら、スマホをいじりながらなど、なにかをしながら話を聞いておきましょう。

 

 

 

言い切る人になるには

 

いい切る人は周りから苦手意識を持たれやすいものの、ビジネスの場では重要なスキルになることもあるでしょう。

 

 

 

堂々と発言できない人などは特に、いい切る人に憧れる部分もありますよね。

 

 

 

自信を持つ

 

 

 

自信を持つというのは、自分を信じるということです。

 

 

 

いい切る人は自分は正しいという『自信』を持っていますので、まずは自信を持ちましょう。

 

 

 

小さな目標を作り、それを達成していくことで自信をつけていく方法がおすすめです。

 

 

 

意志を強く持つ

 

 

 

良くも悪くも、いい切る人は自分の意思や考えを強く持っています。

 

 

 

意志を曲げず、気転が利かないと思われることもあります。

 

 

 

ですが、強い意志があることは、長所でもあります。

 

 

 

 

なにをいわれても負けない、曲げない強い意志や信念を持てるよう、日々の努力を怠らないようにしてください。

 

 

 

オンラインサロンにも、たくさんのいい切る人がいました。

 

 

 

「Yes」と「No」がはっきりしているため、話が進みやすかったです。

 

 

 

活動中でもわからないところがあれば、堂々と「わからない」といってきます。

 

 

 

時には「もう帰りたい」といって、堂々と活動を抜け出す人もいました。

 

 

 

これくらいはっきりいってくれると、本人の考えもはっきり見えてきます。

 

 

 

いい切る人を見て思ったことは、自信のある人ほどいい切るということです。

 

 

 

語尾までしっかり発音します。

 

 

 

自信のある人は、語尾まではっきりいい切れる人なのです。