こんばんは、伊東治美です
「許す」について、前編、中編と、お伝えしてまいりました~。
でね、「許す」にあたっての
大切な「前提」についてお話してなかったので、
そのことについて、お伝えしようと思います。
お伝えしたい前提は、二つあります。
まず第一に、「許す」っていう言葉の解釈ですね。
許すって、その相手の行為を
肯定する、良しとする、なかったことにする、
ってことじゃあ、ないですよ。
それは、自分を誤魔化す行為ですね。
そうではなくて、
ありのままの相手を認めることです。
ここでも、またあらためて言いますが、
それは相手を肯定したり、良しとしたりする、
ということではありません。
それが今の(あるいは当時の)
ありのままのその人なんだと、受け止めることです。
その人の限界を、認めることです。
こんなことありえない!
あってはならない!
信じられない!
ふつうは●●でしょ!
・・・というのは、自分の意見であって、
相手に対する勝手な期待でもあります。
相手だって、そうできればしていたはず。
でも、できなかったのです。
それがその人の限界だったのです。
恐れと未熟さを持つ、
ありのままのその人として、
相手を認めること。
ありのままのその人であることを、許可すること。
それが、「許す」ということです。
「許す」にあたっての前提、二つ目。
それは、もし、今、暴力・暴言などのさなかにいるのなら、
まずは、そこから物理的に離れるということです。
暴力・暴言を受けながら、
「これがこの人の限界なのね、
私はこの人のありのままを受け止めるわ」
なんていうのは、「許す」ことではありません
それは、「許し」ではなくて、
その人の暴力・暴言を認め、
その人の暴力・暴言を助長させることです。
相手の暴力・暴言に対して目をつぶるのは、
相手と対峙することの恐れ、
相手が自分から離れていくという恐れ、
拒絶されるかもしれないという恐れ、
責められるということへの恐れ、
誰かに批判されることへの恐れ
・・・といった恐れが、心の奥にあるからかもしれません。
「許す」という言葉を、
自分の恐れを誤魔化すことに使って、
自分を傷つけることがないようにしてくださいね。
・・・以上、「許す」にあたっての、二つの前提でした
「許す」について、もう一つ、
お伝えしたいことがありました
でも、もう前編、中編、後編まで来ちゃったな~~~~
ま、いいや、まだ明日に続きます~~~
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