横浜みなとみらいで開催中の『海のエジプト展』
行ってまいりました。
入口を入ってまもなくのところに
赤色花崗岩でできた「柱頭」が展示されているのですが、
この「柱頭」の前に来た時、
何とも言えない感情が心の奥からわきあがってきて
その感情と一緒にポロポロ~と涙が出てきました。
と同時に、見たこともないある場面が心の中に突然フラッシュバック。
この「柱頭」」に私の魂さんが反応したようです。
これはいったい何だろうと、
その何とも言えない感情にフォーカスしたいと思ったのですが、
後から後から、人々が押し寄せてくる
混雑したエジプト展
その場でゆっくりと自分の感情にフォーカスする間もなく
人の波に押されて前進。
未解決のままその「柱頭」を離れました。
う~ん、残念。
その後、展示品の中には私の魂さんが反応するモノはなく、
結局あの「柱頭」だけだったのですが・・・
今度前世へと退行して、その意味を探ってみましょうかね
さて、感情って、この「何とも言えない感情」みたいに
漠然と抽象的に表現されることってよくありますよね。
「もやもやした感情」とか、「な~んか重たい感情」とか。
でも「何とも言えない感情」とか
「もやもやした感情」とか
「な~んか重たい感情」っていう感情はありません。
それはただ単に、その感情を意識がきちんと把握してないだけ。
何とも言えない感情も、しっかりとそれに向き合うと、
「あ、これは悲しみだ」とか、
「これは怒りだ」とか、気づきます。
でも通常私たちは、「感情にしっかり向き合う」なんてことはしません。
特にその感情の中にネガティブな性質を察知すると
意識はそれを自動的に回避して感じないようにします。
だって、怒りとか、悲しみとか、憎しみとか、
そういう感情を感じるのは人にとって気持ちの良いものではないからです。
そうやって無意識に自分の心を守ります。
でも、その自動回避術のエキスパートになってしまうと・・・・
自分が何を感じてるのか、
嬉しいのか、怒ってるのか、悲しいのか、つらいのか、
よく分からなくなってしまいます。
「私って、怒るってことはほとんどないんです」
と言いながら、実は小さなイラッはしょっちゅうある人。
「私って、ストレス感じない人なんです~」
と言いながら、ダンナや仕事のぐちをしょっちゅうこぼしている人。
「私って明るいのだけがとりえです」
と言いながら、心の中は不安でいっぱいな人。
みんな、自分の感情をスルーする達人です。
「たった今、この瞬間に、自分は何を感じているのか?」
意識的になって意識を向ける訓練をしていくと、
自分についての発見がきっといっぱいあります。
「自分が何が好きなのか、自分でもよく分からない」
「自分が何がしたいのか、自分でもよく分からない」
そんな人も、まずは自分の感情に意識を向けていくと
少しずつ見えてくるものがあるはず。
自分が何を感じているのか、
それに気づくことが
自分のやりたいことを発見することの第1歩にもなります
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