手話サークルでも話題になっていた映画

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を
観て来ました^_^



映画館入り口に飾ってあった

呉美保監督のサイン入りポスター🎦

聞こえない親を持つ聞こえる子供「コーダ」
である、1人の男性のお話です



小さな頃は手話通訳をして

お母さんの役に立つのを

嬉しく思っていた主人公も


大きくなるにつれ

聞こえない親のことが恥ずかしかったり

疎ましく感じたり


思春期独特の八つ当たり?的な

息子の態度にも、愛を持って

接する母親の姿がすごく印象的でした。


成人になり、親元離れて

東京で暮らす中で


手話を使うコミュニティーに関わることで

聞こえない世界について

改めて思いを馳せたり



親戚から自分の生い立ちを

聞く中で、深い親の愛情を感じたり


「コーダ」がテーマの中心では

あるので、そこは強調されつつ


障害のある無しを超えての

親が子供に注ぐ愛情の深さと


時を経て、その愛を心から感じ取れた

主人公の心境に

ものすごく感動しました。


この映画

両親役はろうの役者さんなので

手話が流暢なのは当然なのですが


主人公役の吉沢亮さんの

手話が「本当にコーダなのでは⁉️」

と思えるほどの自然さで。


ろうの方から見ても

コーダの手話として、違和感なく観れたのではないかと思いました。


吉沢さんが手話の指導を受けられたのは

撮影2ヶ月前とのことで


本当にすごく頑張られたのだろうなぁと

ここも大きな感動ポイントでした。


あと、主人公が東京で友達になった

ろうのお仲間たちの会話が


「うん!ろうの方たちの会話って

こんな感じ!」

(はっきりものを言う。ジョークキツめ

男女間のお話もちょっとキツめ笑)


ろうのスタッフがしっかり

関わっている映画だと実感しました。


コーダがテーマではありつつ

聞こえる人、聞こえない人関係なく


とても心に沁みる作品だと思います。


機会があれば是非!

おすすめしたい映画ですお願いキラキラ