皆さんからの心配や体調を気遣うコメントいただき、いつも読んで励まされます。
ありがとうございますショボーン




ここ数日、
家から出るは散歩と近くのスーパーくらいだったのでほぼ家に引きこもっている状態で、
(切迫早産気味なのだからそれが当たり前なのだろうけど、やっぱり仕事を辞めると張りもだいぶ治まって来ました)
何かやりたい気持ちも起こらず、
節電もしなきゃいけないし、
一日中だらだらテレビも見ているのも気が引けて
自分でも分からないけど鬱々していました。





今日1日何してたの?




っと言われたら、




「3食、ご飯を食べてた」





っていうレベル(笑)





ソファーに座っている時間が長いとお腹が張るので、
ベッドで横になったり。
でも別に眠く無いから、
横になっても暇すぎて。



起きたはいいけど、
何もやる気が起きない。



えっ、どうしちゃったのー!?笑い泣き




辞める前に看護部長に言われました。
「こんな私でも(ストレスとか感じなさそうなくらい明るくてアッサリしてる)、産前鬱になったから、気をつけてね!」



これかーーーーー。






仕事をしなくなり、
職場で同僚と会わなくなり、
日中は夫がいなくて一人。
友人が毎日来るわけでもないし、
みんな仕事してるし。
1階に母と婆様はいるけど、
二人で韓国ドラマにどっぷりハマっていて(今!?)、
そこに行こうとは思わないし。



やりかけの刺繍とか、
赤ちゃん服の水通しとか、
考えなきゃいけないお金の事とか、
書類の整理とか、
色々あるはずなのに、
一切手がつけられない。




やることがあるのにやる気が起きない!!





オリが仕事から帰ってきて、
その事を話すと、
今しかこの時間はないんだから楽しまないと〜ウインク




っと言われます。
分かってるんだけどねー。
なんだろね。






昨日、
父と母に誘われて、
久々に車で隣町まで行きました。
パン屋さんがオープンしたと聞いたので、
パンを買いに。
(未だにどの店でもパンがすぐ売り切れるんです)




そこはパン工房で、
すぐ隣には農家と直結してる野菜の販売所もありました。
パン工房はとにかく混んでいましたが、
パンのいい香りに包まれて、
種類も豊富でとっても癒されましたお願いラブラブ



そして、
そのお隣の野菜販売所で、
まさかの!!



予期していなかった!!!!




牛乳Get!!!





そう、今回の震災で北海道の牛乳農家さんもだいぶ被害が出ており、
札幌のスーパーでは全て品切れ。
再入荷の目処も立っていない!
っと紙が貼られているのです。

地震初日からオープンしている天下のコストコでさえ、牛乳はないそうです。



だけど、
ちょっと田舎町に足を伸ばした事が幸いし、
まさかの牛乳をゲットできました。
有名どころの牛乳ではなく、
そこで作っている牛乳です。


嬉しくって、
思わずパックの他に、
牛乳瓶も1本買ってその場で飲みました牛
久々に飲む新鮮な牛乳は絶品ハート




その後、近くのこりゃまた素敵な夫婦が営んであるレストランでパスタを。

私のお腹を見て、何ヶ月?
っと言われたので9ヶ月です。
っと答えると、


ひぇー!小さいね!私は太りすぎてたからなぁーニヤリ
っと言われました。



よく言われるんですよね。
私の身体も小さいから小さいのかな?
赤ちゃんの体重は標準で大きくなってくれているので全然気にしていないのですが、
お腹の大きさはどうやら小さめなようです。


赤ちゃん連れも大歓迎だから、また来てねハートスタッフが代わりがわりあやすよ〜!
っと言ってくれました。





少しだけどお出かけして、
牛乳も買えて、
知らない人ともお話しして、
なんとなく調子が戻ってきたので、
昨日はbaby服の水通しをしました。
天気も良くて、
鬱々もなくて良かったですウシシ
アップダウンはあるだろうけど!


昨日の夜撮った私のお腹。
自分ではだいぶ大きくなった感じなんだけどねぇ〜恐竜くん




さて、
長々と前置きでしたが、
タイトルのように今回の震災後私がずーーーっと心に残っている怖かった出来事がありました。
すっごく些細なことで、
一瞬の出来事だったんだけど、
それがずっと残ってる。
なんとなく書かないでおいたけど、
吐き出しておこうと思います。




それは、
地震当日の出来事。
朝になって私たちがスーパーに行ってから、
叔母さんのマンションに荷物を取りに行った後のこと。




いつものルートで自宅に向かっていたのですが、
その途中かなり細い道を通って、
その途中に小さな商店があるんです。



そこを通る手前で、
叔母が気づきました。




あの商店オープンしてるよ!!




っと。





セブンで少しの食べ物はゲット出来ていたので、
そこまで緊急性は無かったのですが、
みんな不安だったあの時、
どんな物があるのかチェックしたい。
出来ればもう少し買っておきたいという気持ちが芽生えました。


小さい道なので普段はそんなに車も多くないのですが、
思い立ったらすぐに行動に移したい母(運転手)、
そこで少しストップして(ハザードランプをつけて)
叔母を下ろそうとしました。


しかし叔母が降りる寸前で、
後ろから猛烈なクラクションが。



追い越そうと思えば追い越せる感じの道路なのですが、
確かにここに停めるのはダメだよね。
っと私が母に伝えて、次の角を曲がってそこに停めようよ!
っと促しました。


母も了承して、
ハザードランプをつけながら、次の角を曲がりそこでまた止まりました。




すると、
その車がまた私たちの車の後ろに付いてくるではありませんか!!




叔母も降りる準備をしていたのですが、
またもや後ろに止まってくる車を見て、
母と叔母で、
追い越してください!
っと手で促しました。



が、
その車は一向に追い越そうとせず、
ずっと車の後ろについてます。



母と叔母が同時にキレました。
(元々沸点はそんなに低くないのに、この時はみんな地震直後で少し変だった)




追い越してって言ってるでしょう!!
っと大きめなアクションで叫んだ。
(窓は少しの開いてたかな?顔を見ると怒ってるのが伝わったと思う)




私とオリはハラハラとそれを見ていて、
後ろの車がどうしたいのかも分かりませんでした。
(本当はそこに停まりたいのか、はたまた意地悪なだけなのか...)


すると、後ろの車の運転手がめっちや怒った顔して降りてきた!



母はそれに応戦する勢いがありました。



私とオリは、
もうこんな所で言い争いなんて不毛だし、
悲しくなるだけだし、
もう疲れたし、
食料は少しは手に入ったんだから帰ろう!!

かえろう!!!



っと強く母に伝え、
母も車から降りようとするのを阻止。




お願いだからもう発車して!!!




っという私の言葉を聞いて、
母は仕方なく発車しました。





おじさんは怒りに来たかったと思うけど。
それは見ないようにして無視して発車しました。
後から追いかけてくるのではないかとハラハラしましたが、それはありませんでした。



まだおじさんからの罵声を浴びさせられる前に出発したのに、
私の動悸はマックスで、
みんなが普段の状況じゃないことを悟りました。



みんなが混乱していて、
変でした。






私もよくその道を運転するのですが、
ドライバーにはお年寄りも多いので、
急に思い立ったようにハザードランプも付けずに停まろうとしたり、
友人を下ろすのにえっ!?ここで!?
ってところで停まったりしますが、
普段はみんなクラクションも鳴らさず、
すぐに追い越していきます。
この道もよくそういうことがありました。





けれど、
今は大きな地震があった当日。




みんな気が立っていて、
いつ復旧するかも分からず、
いつ断水が始まるかも分からず、
食料が足りるかも分からず、
みんながいつもの状態じゃなかった。





私がおじさんに怒られた訳じゃないけど、
とにかくその後は悲しくて、怖くて、人混みには行きたくないと思いました。(人混みじゃなかったけど)



きっと避難所生活をしているような状況だと、
みんな徐々に疲弊して、
気が立っていて、
少しの物音が気になったり、
匂いとか、話し方とか、
とにかく普段気にならないことでも気になるようになって、
トラブルになったりするんだと思います。



あのおじさんももしかしたら普段は温厚かもしれない。
私たちの車が一体何をしたいのか分かってもらえなくて、
イライラさせたんだと思う。




震災は人の人格も簡単に変えてしまえると思う。






普段通りに戻りつつある今でも、
ふっとあの時の事を思い出して、
怖くなる。





あのおじさんも含め、
みんなの心が落ち着いてきていますように流れ星流れ星