前回記事はコチラ。
地震後夫の初出勤。二人で確認したこと。





今回の地震を経験して、
私たちが困ったこと。
必要だったもの。
持っていて良かったもの。
家族で話し合いが必要なもの。
など思いつく物を残しておこうと思います。




おばけくん停電して困ったこと。おばけくん


それはもちろん灯りがないことですが、
オール電化の我が家、

もちろんコンロは使えません。



これはカセットコンロがあったのと、
ボンベも満タンなものが3本あったので、
安心へと繋がりました。
1階に前日に来客があって鍋をしたので、
その時に新たに買っておいたのがかなり大きかった!!



そして、トイレ。
トイレが流れません。

えっ、断水でもないのに?

っと思いますが、
今は新しいお家はみんなボタンひと押しで流すじゃないですか。
あれ、全部電気ですからねショボーン

流すためにはバケツいっぱいの水を思いっきり便器に向かって流す必要があります。
(私はそれが勢いよく出来なくて、ただ水を足しただけになっちゃったりしました。)
そして、その後便器に水が無くなるので、
少し水をチョロチョロ足すことをしました。


水の節約のために、
排尿だけなら数回分は流さないでおきました。


でも、この作業のために、
かなりの水が必要でした。
なので、
オリが衣装ケースを空にしてでも水を貯めたかった理由はここにありました。



そして、

家で充電が出来なかったこと。



これはどの家庭でもかなり困ったし、不安になった部分だと思います。
父が、
「手動で充電できるラジオがあったはずだ!」
っと家族全員で探しましたが、
どこにもなく、
おそらく引越しの時に行方不明に....



あったとしても、
いざ使えなければ全く意味がありません真顔
2階世帯が一つだけ持っていた、
携帯充電器も充電が不十分だったので、
すぐ使えなくなりました...



ただ、そんな我が家の救世主!!


父の乗っているハイブリットカーですラブラブ
車に全く詳しくないので、
全然説明できないのですが、
ガソリンをほぼ使わずして、
バッテリーだけで充電が可能でした。

知識がない私は、
えっ、バッテリー上がっちゃうじゃん!?


って思うけど、
1回エンジンがかかるたびにその充電も満タンになってました。


こんな説明じゃ分からないですよね...
でもとにかく凄いの!!!
家族5人分の携帯を満タンにしても全然バッテリー上がらないし、
ガソリンも減ってなかった!!



凄いぞハイブリットカー!!!

そして、安心を加速したのが、
父の車がこの日満タンだった事。
(私たちの車はケチケチ給油してるので、半分くらいだったアセアセ)


初期投資が高いだけあって、
かなりかなりかなり助けられました。
父なんてほぼその車でテレビを見てそこから情報を取ってました。
それでもガソリン一切減ってなかった...。
凄いな。

震災で車が壊れるとか流されるとか色々あるので、車に頼ってはいけないとは思うけど、
今回は私たちの救世主でした。






おばけくん必要だと思ったものおばけくん
※あくまで今回の地震を経験して私が思ったモノたちなので、完璧ではありません。普段備えている災害用のグッズにプラスするという感じで。(元々備えてるし!って人も多いと思いますが)



・携帯コンロとガスボンベ
(ボンベは多めにストック)
・懐中電灯
・ヘッドランプ
(これは両手が使えるのでかなり重宝しました!)
・マッチ、チャッカマン
(タバコを吸わないので火を付けられるものがない)
・ろうそく
・予備の携帯充電器(家族分)
・水
(浄水器を付けている家庭では特に注意!断水を想定してペットボトルに入った飲み水は確保しておくべき)
・5〜10リットルの水を汲める容器
(断水になると給水車が用意されますが、容器は持参してくださいと言われます。その容器がない!)
・必要最低限の家族分の非常食(最低3日、できれば7日分)
・電池で動くラジオ
・電池
(特に単一電池。単三は結構たくさんあるのですが、懐中電灯やランプに使うのはほぼ単一です)
・手動で充電出来る物(ラジオなど)
・オムツ多めにストック(赤ちゃんがいる家庭で)
・お尻拭き多めにストック(赤ちゃんだけじゃなく、大人の清拭にも使える)



おばけくん家族で確認が必要なことおばけくん
・災害時の避難場所
・離れて災害にあった時の合流場所
・それぞれの携帯や連絡先を携帯以外からもわかるようにする事(紙に書いて財布に入れました)
・職場から家まで歩くとどうなるかの確認
・北海道外の家族への連絡方法
・お互い連絡が取れない時、道外の家族に連絡して安否を伝えてもらうようにする事
・お互い安全な場所に居る場所、無闇に動こうとしない事
・171の使い方の確認




家のある地域の地形上、
起こり得る災害は、地震と台風だけだと思っています。
地球滅亡レベルの津波が来たら分からないけれど、水害は無いと思います。
大雨だったとしても、高い方にあるので。
土砂崩れは、うちに降り掛かる事はないですが、
2軒先が公園に続く崖のようになっていて、
そこまで高くはないですがそこが崩れて、
隣の家も全部持っていかれたら、
うちも危ないと思います。



なので、
家事が起きない限りは、
"うちの中にいるのが一番安全である"
気がします。
まぁ、うちだけが気をつけていても、
隣の家での家事で飛び火とかもあるので、
もちろん色々想定外の事はたくさんあるけれども。



考えだすと発狂してしまうので、
まずは家で出来る防災グッズからしっかり見直して、次がないことを祈ります。





今北海道、札幌は、
日常に戻りつつもみんな心の中で怯えています。




非常用グッズを揃えようにも、
みんながおんなじ事を考えているので、
必要と思われるものはほぼ完売。
いつ入ってくるかも分からない状況です。




震源地近くでは、避難所生活をしている人がたくさんいます。
その人たちにしたら、私たちが感じているストレスなんて小さいものかもしれません。
でも、
普段風をめったに引かない父が今日風邪でダウン。
母も疲れた顔をして昼寝をしています。








完全なる日常に戻るにはまだ時間がかかりそうです。






でも力強く生きなければなりません恐竜くん