城崎でボート漕いでるけど質問ある? -2ページ目
肚(腹)から力を出すことは難しい。
昔のひとは丹田と言ったりしますが、自分の持っている力を解放するときに人は腹に力を溜めてから力を出しています。スポーツをやっていてここぞという瞬間で力を発揮するとき、実は肚に力が入っています。

ボート競技のような座位で行うスポーツは特に難しい。腹から力を出す、歯を食いしばっても力を出せずに練習が終了してしまった人はボート経験者なら誰しも経験があると思います。

では日々の練習のなかでいかに力を出す瞬間を作ることができるか。ボートならやはり「並べ」がいいと思います。何本も何本も並べることで速くなったりしますが、関係ある気がします。並べはただただキツイですが、腹から力を出す良いきっかけになると言えますね。

これからレースまでの二週間で求めているのはまさに力を振り絞ること。その日にある一本のレースのためにいま出せる力を全て解放したい。
明日明後日と小さなレースに出場してきます。二日間で2000mを三本。よいきっかけを作れると期待しています。

harumak diary-tj.gif

ボートは押す競技だと思います。

具体的にいうと、股関節の伸展により大腿骨を振ってその動作を利用して押す、競技。

蹴る動作と押す動作では使う筋肉も変わるので、競技によって使い分けた方がいい。

今やっている漕ぎは「ひと押し」「斬る」「飛ぶ」みたいなキーワードが浮かぶような漕ぎ。副産物はピッチング。これからどうやって減らしていけるかが大きな課題です。




阪大が全日本新人で準優勝してました。大阪の国立大学でもどうやら準優勝できることが証明された。多くのチームはハード面の心配ばかりしてますが、みんなもっと出力出した方がいんじゃない?




体の中で一番遅筋(赤筋)が集まっている個所は背中だそうです。

遅筋とは、簡単にいえば有酸素能力に優れた筋肉のこと。

日常で前のめりになる事の多い人間は、背中に遅筋を集める事により長い間姿勢を維持していられるんだとか。


その遅筋をボートで有効に使っていきたいのですが今は勉強中で、練習中にいろいろ試しながら考えながら漕いでいます。Youtubeのボートの動画を見てヒントを得られないものかと色々探ったりもしています。


浜寺RCで漕いでいる選手で、ものすごく背中の筋肉が発達している人が居るのですが、ある人曰く「柔らかくてとても発揮能力に優れた筋肉」だそうです。

明日はその背筋について色々聞いてきたいと思います。