こんにちは
「うちのだいちゃんは高機能自閉症で23歳」の母ちゃん晴子です
先日、中学生の息子からこんな疑問があった
「だいちゃんってさあ、ドライヤーの音きらいやん。でもだいちゃん最近ドライヤーを使うやん。自分がドライヤーを使う時は大丈夫なんかな」
そうなんです!
だいちゃんは娘が毎日ドライヤーを使うようになってからは、ドライヤーの音に過敏に反応するようになった。イヤホンや耳栓をした上にイヤマフのダブルガード。
そして、ドライヤーをする時には洗面所の戸を閉めてと言われている。
だから、ドライヤーを使う時にはみんな少し配慮しながら使っていた
が、この冬だいちゃんが夫とお出かけをする日、朝シャワーをしていつものように頭を拭いて出発しようとしたら、夫が
「だいちゃん、寒いけん、ドライヤーせんけん」何気ないこの一言から、毎回ドライヤーを使うようになった・・・で、聞いてみた!
「だいちゃんってさあ、ドライヤーの音、苦手やったやん。最近自分の髪を乾かすときにドライヤー使うけど、大丈夫なん?イヤホンをしとん?」
『大丈夫じゃない!こんな顔(顔をしかめて嫌だという表情)になるけどね。イヤホンしたらつかえんかな』
そこで、小さい頃の嫌いな音と今どうつきあっているのかを改めて知っておこうと思った
幼児・小学生頃に嫌いだった音と状態
〇赤ちゃんの泣き声
〇子供のにぎやかな声
〇動物の泣き声
〇工事の音
〇くしゃみや咳
〇太鼓の音
〇花火の音
〇不協和音
〇突然の音
〇怒ってる声(自分ではなく他の人が怒られているものも)
そういう音が聞こえると大体パニックになって、大きい声を出したり泣いたり、
落ち着ける場所でしばらく切り替えに時間がかかったりしていた
避けれるものは避けるようにしていた
今はどうかと
だいちゃんに聞いてみた
基本的に嫌いな音は嫌い、不快な音が鳴ったらイヤホン、イヤマフ、遠ざかる,避難するなどの方法がとれるので、急な音にイライラすることはたまにあるけどほぼパニックになることはないと思う。だって
昔は、カラオケや花火、太鼓などはどの程度までいけるのかの実験してみたりした。
また失敗したことには、自閉症グループで音楽教室に参加したことがある・・・
絶対音感があって音楽が好きだったり、ピアノをしてみたりしてたので参加したが、自由に音が鳴ったり不協和音やうるさい音などでパニックになって逃げだしたことがある。
だいちゃんが、最近カラオケとか近くで花火(遠くに見える小さな花火がドーンと上がる音は大丈夫)とか太鼓の音とかは聞いてないけん、大丈夫かどうか分らんけどね
とひとこと
嫌いな音は、引き続き苦手だけど、身を守る方法を知って使えることで
行動範囲や不安はへってきたのかなあと思えた