先日、平山郁夫さんのお別れ会がありましたね。

日本画家の巨匠がまたお一人お亡くなりになりました。残念です。

私はこの方のファンです。特にあのシルクロードをテーマにした絵画には魅せられます。

平山さんの描くらくだは何故か笑っています。足を上げて歩く姿、4本の足を全部砂漠につけた姿、いずれも笑っています。そこには平山さんの生き物に対する姿勢を感じます。優しい目でそして冷静な目で、このらくだが何を思い、何を感じているかが手に取るように見えていたのでしょう・・。

また、お爺さんの絵、夫人の絵、少女の絵、そのいずれにもその人の感情と思想と生き様をも感じさせてくれます。

写生という言葉がありますが、平山さんはその人のこころ、情熱、嬉しさ、悲しさをまさに写し出しているようです。これらは平山郁夫氏が創作した知的財産の真骨頂だと考えています。

ときにシルクロードの音楽を聞きながら、これら平山さんの絵画を一枚ずつ眺めていると、まさに至福のときです。

平山さん、本当に有難うございます。 合掌

いま、私は、スペインのバルセロナにいます。


HARUKAZEのブログ


なんと、ここでも「無印良品」に出会いました。リージャというモールの地下にあったのです。

今やまさに世界的商標です。日本では当然に商標登録されているはずです。よってここスペインでも商標登録されていると思われます。なぜならばマドリッド議定書という聞きなれない条約のおかげで外国での商標登録がしやすくなっているからです。

HARUKAZEのブログ


商標というのは結構面白くて、人形のような立体の形も登録されます。ケンタッキーフライドチキンの白いひげのおじさんなどがそうです。


そして一昨年にはコカコーラのびんの形が日本において立体商標として登録されました。これは日本の商標の登録では画期的な出来事だったと思います。なぜならば、これが登録されなかった場合は、日本の立体商標制度が有名無実となるところだったからです。




POPという言葉をご存知でしょうか。point of purchase advertising の略とのこと。

そのまま訳すと「販売時点広告」となるでしょうね。

買い物に行ったとき、たとえば食べ物の場合”焼きたてパン”、”有機栽培”や”朝採れあじ”などなど、

商品のちかくにキャッチコピーがあるのを見て、「じゃあ、買ってみよう!」とついつい買ってしまうあの広告です。

まさにお客をその気にさせるように、いろいろ工夫され上手に表現されていますね。


これはまさに一つの知的財産といえるでしょう。

創作性が認められれば著作物として保護される可能性があります。上記の”焼きたてパン”程度では無理でしょうが‥。

しかしその場合でも、商標として商標法によって保護される可能性はあります。


振りかえると15年ほど前でしょうか、都内出張のとき「無印良品」と店内にいくつもの表示がある店に入ったことがあります。

文房具やお茶類、その他が販売されていました。

そのときの記憶では、どの商品もシンプルで派手さがなく、安い割にはしっかりした製品との印象が残っています。

そして、今考えるとPOPに相当する「無印良品」という表示に魅せられて、

これはノーブランドだけど良い商品だとかってにそう思ったんでしょうね、

文房具一つとジャスミン茶一本を買ってしまいました。

いまではこの「無印良品」は、良品計画という会社さんの著名な商標として、

多くの人が知っていますね。


商標というのは、けっこう面白いのでそのうちまた触れたいと思います。

ところで、ジャスミン茶はお気に入りで見つけると今でも買ってしまいます。


<参考情報>

POPを詳しく知りたい方は、最近出版された今野良香さんの「売れる手書きPOPのルール」が

判りやすくて面白いのでおすすめです。

  知的財産というのは、”人間が創り出す知的生産の結果物で、財産的な価値をもつもの”と言えるでしょう。

例えば、発明であったり、商標であったり、意匠であったり、最近では話題の多い著作物であったりします。

これらは知的財産の権利として、これらを侵害したり、まねする他人の行為を止めさせることや、損害賠償金をもらうことができる権利となります。特許権、商標権、著作権などです。


 先ほど、NHK番組で本木雅弘さんの話を聞きました。私には、とても新鮮で感動的だった!

そこで、多少横道にそれますが、紹介します。

納棺師をテーマにしたあの『おくりびと』で、いまでは世界的俳優となった彼は、27歳でインドに旅して、ガンジス河だったでしょうか、その河畔で死者を火葬する場面に接したそうです。そのとき、暗さや悲しみというより、どこか安堵感のようなものを感じたとこと。

あの『おくりびと』の有名な場面では、インドで感じたものと同じような感覚だったのでしょうか、むしろ”あたたかいもの”を感じられたとのお話。

映画『おくりびと』の制作の提案もしたと言われる本木さんの心の中には、きっとインドでの火葬に接したときから、おくりびとの物語や映画の芽が生まれていたのでしょう‥。

なおこれらは思想または感情の創作物となり、著作権法で保護されることになります。


 あさってから放映される『坂の上の雲』、本木さんは主人公の海軍参謀/秋山真之を演じます。

原作者の司馬遼太郎さんがえがいた真之と、実在した真之と、本木さんが演じる真之の3つがうまく調和するように、本木さんは原作・実在の両真之が自分に乗り移って欲しいと願いつつ、演技をしたとのこと。すごいことですね!

しかも撮影開始からもう2年たち、それが自然体で演じられるようになってきたとのこと。

これまた物すごいですね!!


今週末の日曜から放映される『坂の上の雲』、本木さんが、どんな顔つきでどんなしゃべりをするのか、にわかに楽しみになってきました。なお本木さんの演技にも広い意味で著作権法の保護があります。


はじめまして!


知的財産について、いろいろ勉強したり考えたりしている知財研究家の春風です。

これから知財について、私が調べたこと・考えたこと・気づいたことなどを紹介していきます。

このブログを多くの方と語り合える広場とできれば、嬉しいですね。


では、よろしくお願いいたします。