修復師 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




近年、もう5年6年?

全く何も出来ず、大切に作ってきたクマたちのお手入れも何もしないでしまい。

表面がモヘアである為、やはり全くお手入れ無しでは傷めてしまう。

随分傷めてしまった子も中には居て。

若年性アンティークのような。

アンティークになるにはまだ半分くらい。

50年でアンティークの域なので。

大切にしなけれならなかったHolyという私の道教えの子も随分傷めて。

仕方ないことだけれど。

防虫剤を入れてボックスにしまってある子たちや置いてある場所によって、全く傷んでいない子も多く、木製の棚にいる子が被害に遭っている。

他の場所の子たちは大丈夫。

恐らく木製の棚であることにも何かしら原因があるのかも知れない。

何れにしても、こまめにお手入れをしてあげれば、傷むことはなかったのに、ごめんねごめんねと言いながら、

型くずれも覚悟の上、少しずつお洗濯をすることに。

泡だけ救って表面を洗うなど、きちんとした洗い方もあるのですが、中までみんな丸洗いしたい。

なので、洗濯機のドライでお水を張り弱めに回して。

本日は大切な初期のHoly含めて5体。


洗い上がりは上出来。型くずれもなくジョイントの緩みもない。

やった!

なんて、以前から身近に置いておく普段使いの子は普通に丸洗いしていました。

モコちゃんのクマや。


壊したくなくて洗わないつもりでいた子たちは、

心なしかお風呂上がりの子供たちみたいにさっぱりとして嬉しそうに見えて。


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いい子ねえ。いい子ねえ。

といちいち話し掛けるおばさん。


自分から生まれた子たちだもの。

思い入れは我が子のようにひとしおです。

長年作って生み出すことばかりだった分、私の人生の残りは、今いる子たちの慈しみとお手入れや復元など。

クマの修復師にでも在ろうかなと思ったり。

先ずは少しずつ片っ端からお洗濯していきます。

のんびりまた物書きもしながら、楽しみにお手入れをしてあげたいと思います。

人様にはどーでもいいことです。

確かに(*^o^*)。


明日また素敵な一日になりますように。


Happyヒヨコクローバードキドキ