先日、仕事を終えて息子との待ち合わせまで少し時間があり。
休憩をしながら、ずっとバレエの画像を眺めていて。
まだ子供だった頃からずっと大好きでやり続けていたこと。
今でも身体中にその魂とも言うべき想いは息づいていて。
今は流石に思うようには動けなくても、画像や映像に触れる度に、指先、つま先、全身の神経に至るまで、感情、想い、あらゆる全てがまた心蘇る。
その度にやっぱり好きなんだなぁと思う。
人に自分の想いを伝えることが苦手だった子供は、全身で表現できるそのことに、心が解放されたのかも知れない。
上手くなりたい。
ただそれしかなかった。
夢中で楽しくて。
踊ること、全身で思い切り表現すること、曲の情緒やメッセージをイメージすること、舞台、照明、一種の孤独、果敢、緊張、挑戦、その一瞬の為にそれまでの全てが注がれること。
そのどれもが好きで。
上手くなる為には自分との闘いしかなく、精神的には人に励まされても、身体的には誰かに助けてもらえるものではなかった。
そのことが好きだった。
大勢の中に居ながら孤独な闘いではあったけれど、私は好んでその中に居た気がする。
まだ子供でありながら。
それが今の自分を形造る大きな礎のひとつだったようにも思う。
堂々と。胸を張って。自信を持って。できるから。
手を差し伸べて支えて導く師の声の中。
全てがこの一瞬の為に。
人との闘いじゃなく。自分に負けない。心。
今も支えられて。感謝の気持ちと。
小3。
中1。発表会前日。恩師の眼差し。
今日も一日お疲れさまでした。
どうぞゆっくり優しい夜を☆
明日また素敵な一日になりますように。
Happy!
春風
19:22