おっひさしぶりです!!!

はるかです^^

 

実際はまだブログ開いてから二か月ほどだったので

ずっと見ていただいていた方はそんなにいないとは思うのですが

思ったよりたくさんアクセスいただいていたことと、

韓国留学を考えている方々にいいねをいただいたりしていたので

「自分が苦労した経験からできるだけ正確な情報源を」

と思っていたこのブログを、説明もあいさつもなしに突然辞めてしまったことを

とても申し訳ないなと思っていました。。

 

本当に申し訳ありません。

 

 

結論としては

 

「あなたのブログは学校の不利益になるので、

速攻ポスティングを消せ、奨学金も返せ」

 

との通知があり、やむを得ずのことでした。

 

 

おそらくこの記事も公開したら事務局が見ることになると思いますが、

もう今となっては良くも悪くも自由の身ですし、

 

今までもこれからも、私が一番大事に思うことは

このブログを始めるときに書いた通り、

自分が感じたままを率直に書くこと、だったので

その理由に関しても率直に書くのが筋だと思いました

 

ア〇バサダーの名前を使わなければ

ブログを継続してもいいとのことだったので。

 

 

まず、私のどこに問題があったのかに対する

私の理解をきちんと説明して反省したいと思います。

 

今までの通りの私の論調で言わせていただきます。

 

それこそ名は「奨学金」ですが、

「私たちの大学(名前伏せます)」という名の私立学校法人で

留学生代表ア〇バサダーという名の「ステマ要員」として

その報酬としての金を渡して雇った学生が

 

学校のことを「ちょっと不親切だ」とか

「韓国はなるようになる国」だとか

「学校からのメールが返ってこなかった」とか

「助教は学校内で金を循環させるいい制度だ」とか

 

事実は事実だけれど

わざわざ広報ブログに書かなくてもいい、

読者が学校に対して良からぬ印象を抱き得る内容を書いた、

という部分については

 

学校としては当然気に食わないと思います。

非常に、自然なことだと思います。

 

その部分に関しては、私が全面的に間違っていました。

反省していますし、それについて自主的に反省文も提出しました。

 

レストランで雇ったバイトが

「まぁうちの店に来るか来ないかはあなた次第ですが

言っておくなら、うちのメニューはくそまずいです」

と言ったら、それは当然クビになります。

本当に料理がまずいかどうかという

事実とは無関係に、です。

 

だってそのバイトは会社に雇ってくださいと言って

お金をもらっている立場ですから、

結局なんだかんだ言っても甲乙の乙にしかなれないわけです。

迎合するしかありません。

(あるいは、職務を失うことを覚悟して告発するか)

 

私にも全く同じことが言えます。

ただ、その名目が「奨学金」であったことを除いては。

 

うちの学校の場合

学校に利益をもたらす=学校にもっとたくさんの日本人学生を呼び込む

ことが目的だったわけで

(そう最初の回に説明されました)

 

そのためには、

 

「うちの学校は素晴らしいところだ」

「うちはいい大学だから、ぜひ日本人の学生の

進学先の選択肢の一つに加わったらうれしい」

と書かなければならなかったわけです。

 

「正直極まりない本心」は持ち込んではいけなかった場所なのです。

私たちが普段友達とするような、ごく普通の会話に出てくるような言葉を、

ここに持ち込んでは絶対にいけなかったのです。

 

私も今まで数えきれないほどアルバイトもしてきましたし

こういったPRの類もしてきましたし

これを引き受けたときにも、もちろんその意味は分かっていました。

 

「奨学金」という言い方をしているけれど

正味は雇われ広報班なんだな、と瞬時に解釈しました

 

でもその「レベル」が違っていました。

 

 

私が理解したレベルは

 

「一件一件のポスティングに対して毎週事務局側から適切な閲覧がなされ、

必要に応じてはフィードバックがあるはずだという前提の下」で

 

①ブログを別に作らなくてもいいという指導

(既存ブログにはすでにその論調というものがあるはずなのに、

それと非常に混同しやすい構造を許し、プライベートとの線引きを厳しく行わなかった)

②私たちの経験を中心に、テーマに沿う内容なら自由にポスティングしていいという指導

 

から、

 

この学校は私たちの「学生という立場」を買っているということ -

ステマをするだけなら学校本部でもできるが、

各国の学生にそれをさせることで、言語の問題がなくなると同時に

より信憑性の高い広報活動が可能だからこういった制度を設けたのであり

 

それはつまり、

「内容に関するある程度の自由度、学生ならではの本音」

を保証するということなのだと解釈していました。

 

そしてもちろん、私の理解の水準が誤っていたならば、

ポスティング毎にフィードバックを入れるなどして、

そのギャップを埋めていくのだろうと思っていました。

 

毎週のポスティングについては、

韓国語での要約とともに、リンクはもちろんキャプチャまで添付した

きちんとしたレポートを都度送っていたからです。

 

けれど、そのフィードバックは開始から一か月ほど過ぎた時点で

突然に、一方的に、一気に、行われました。

 

そして、ご丁寧に印刷いただいた私の各ブログに関して、

ご丁寧にチェックマーカーを引きながら、

どこがどのように問題か、それはそれは丁寧にご指摘を受けました。

 

ブログの全体の文脈を無視したまま

日本語に対する不十分な理解もそっちのけで

私の言葉遣いや一部の表現だけを取り出して批判し、

それは単純な批判を超えて、私を侮辱するような言動さえ含まれていました。

それも二人がかりで。

 

私の最低限の弁明を話しているときも

完璧とは言えない私の韓国語の言葉尻を拾って

「さっき自分でこう言いましたよね?」と容赦ない攻撃でした。

 

そして、「あなたはア〇バサダーとしての権利が剥奪されました。

入金案内が行くはずです。奨学金を返金してください。以上です。」

と言い捨てて出て行きました。

 

もちろん、理解します。

学校が私を「ア〇バサダー」として適格と思えないならば

資格を取り上げるのが当然です。

それに対して一学生である、雇われである私が

どんな弁明をしたところで、決定は覆らないと思います。

私が外国人で、外国語で書いた内容について

韓国語で理解してもらえるようにどれだけ言葉巧みに説明したとしても、

それには限界があるのを私は分かっています。

 

 

私が事務局の立場だったとしても、

奨学生なんてとんでもない、学校を侮辱した学生だ、と憤慨することでしょう。

 

でも、侮辱する意図は一切なかったのにも関わらず、

一方的にそういう解釈をされた(しかも外国語で)ことに対して

とても残念だということ、

 

そして何より、なぜそれを一気に、私に改善の余地も与えない形で

一方的なフィードバックと決定事項を突き付けたのか。

 

私が数多の外国人学生とは違って経済的に裕福ではないから、

奨学金についてあれだけリアルなポスティングをして、

外国人として初めて韓国人と同じ助教までやって

研究助教にもしていただいて、こうやって苦学していることを知っているのに

それでもこんなに無慈悲に切り捨てるのか

そんな学校に私は通っているのかと思うと、

ただちょっと悲しいなと思ってしまった。

それだけです。

 

私は確かに学校に対して

「良からぬ印象を抱きかねない」書き方をしたと思います

それは認めます。

 

でも、そんなことを言ったら、どんな書き方をしたとしても、

「決定的に学校への批判一辺倒のポスティング」でもない限り、

結果は同じではないでしょうか?

 

例えば、学校に対してあまりにも好意的すぎる

いわゆる「ステマポスティング」をしたところで、それを見て

「うわぁ、生徒獲得のために学生にまでこんなことさせて。

やっぱりここは拝金主義なのかな?」

「所詮学校でお金出してやらせてる公式ブログだし、

リアルな情報とは言えないよね」

と思う人が発生する可能性が大いにあると思います。

 

そんな、すべての可能性を予見しなければならないんですか?

それならば、私には無理です。最初から断る案件です。

 

だから、私は、

「学校のこんなところは良くないし、不便だし

私も実際こういう問題にぶちあたったこともあったけれど

こんなところはいいところだ、便利だ、

ここがこうだから、こういう人にとってはこの学校を選ぶ価値がある」

 

そういった、読み手に判断材料を与えるということを重要視しながら

ポスティングしてきましたし、以降のポスティングについても、そうするつもりでした。

それがある意味一番公平でいて、一番読み手に好感を与える方法だと思ったからです。

 

特に後半のポスティングに関しては

私がこの学校に進学する際に一番の決め手となった

 

「学校全体に流れる学問に対する真摯な姿勢」

や、

「学生の勉学を精一杯支援しようとする雰囲気」

について書くことのできるテーマが続く予定だったので、

むしろ、学校の魅力に関して書きたいことがたくさんあったし、

だからこそ後半ポスティングを楽しみにもしていたのです。

 

テーマ会議の際に、「学校内の施設、学校の周辺環境…」

そういったテーマ案ばかりが先立って出るのに、

正直私は辟易していました。

 

私は助教時代にキャンパスツアーの主導とその通訳を

日本からの語学堂学生に向けてたくさん行ってきましたが

その際にも「とりあえずすごいところを見せておこう」

という方針に従って行われる計画自体に共感ができなかったし

 

実際にキャンパスツアーをしながらも、

誇らしげにキャンパス施設や歴史を紹介する

キャンパスリーダーとは対照的に

日本人学生が案の定その光景にどん引いて

「学校じゃないみたい…」と言って苦笑したり、

学校側が学校の制度や実際の授業に関する話をさっぱりしないために

学生が別途で私に尋ねに来たことも多々ありました。

 

もちろん快適な学校環境は大切です。

誰かにとっては学校施設が進学の決め手になることだってあるでしょう

学校の「イメージ」に視覚的情報は中心的影響を与えますし、

人間はその「イメージ」に無意識のレベルで莫大な影響を受けます。

だからキャンパスに対するイメージは、もしかしたら、

進学を決定するにあたって何よりも先立つ要素になるかもしれません。

 

それを否定する気は全くありません。

 

しかし、学校が学校として、進学を考える学生のために、

 

学内に映画館があることを、

学校の周辺に外国人女子学生が好むような

化粧品店や装飾品店が軒を連ねていることを、

学生街の中心にあるためアクセスがいいことを、

 

一番にアピールしなければならないのでしょうか?

 

私はそう思いません。

 

そして、人の考え方はそれぞれですが、

私は「進学」という人生に致命的な影響を与え得る、

同時にとても大きな経済的負担が伴う選択をするときに

「学校が綺麗だから」「ECCがすごいから」「近くに遊ぶところがたくさんあるから」

なんていう理由で決定を下してほしくはないし、

誰かがそうするように仕向けたくもないし、

そんな活動に加担したくもありません。

 

そして、何より私たちの学校の本当の魅力が

そんなどうでもいい要素の陰に隠されてしまうのは

とても納得が行きません。

 

なのにもかかわらず、学校がやっていることと言えば

学位商売と揶揄された社会人単科学部の新設

(大反対により却下されましたが)

大統領側近の娘の不正入学

学校の観光地化に観光客誘致、

むやみで安易な外国人留学生の受け入れ…

 

本当にアピールするべきところは他にあるんです。

 

私たちの学校の真価はそんな外面的な要素ではなくて、

全力で勉学に勤しみ、主体的に行動する学生や

学生の勉学を全力でサポートし、導こうとする教授らの情熱と努力

私はそういうところだと思っています。

 

それなのに、学校は自分で自分の価値を下げているのです。

 

学校を取り巻く一連の事件は、カネに目が眩んで本当に大事なことを、

こんな風に誰も重要視してこなかったから起こったことです。

 

韓国で、今私たちの学校は学長退任問題から大統領の不正問題にまで繋がる

一大イシューの中心地となっています。

 

この問題はすべて脈を同じくすると私は見ています。

 

カネです。

 

外国人学生を無条件集める前に、

学生の質というものをきちんと考えたことがあるのでしょうか?

今私たちの大学院の授業がどうなっているか、知っているのでしょうか?

 

私はこんなことを主張すればするほど

ともすれば窮地に追い込まれる外国人学生ですが、

だからこそあえて告発します。

 

私たちの学部は現在過半数が中国人学生です。

 

それについて問題視するつもりは一切ありません。

私の親友は中国人ばかりですし、優秀な学生がたくさんいます。

彼女たちの前向きな努力や心の温かさはいつも私を支え、

時に鼓舞しあいながら一緒に成長してきました。

 

でも、明らかに言語レベルの足りない学生を教授も戸惑うほど大勢受け入れて、

授業はめちゃくちゃ、レベルは著しく低下、教室で飛び交う中国語…

韓国人学生は「一刻も早く卒業してこの環境を脱出しよう」と言いだす始末

 

この状況を学校はどう考えているのでしょうか?

それより前に、認識しているのでしょうか?

 

外国人学生に対して面接試験さえ実施せず、書類だけで合否が決定してしまう制度は

それが本当に十分と判断してのことなのでしょうか?

他の同水準の大学院では当然のように面接試験を実施しているようですが、

それについてはどう考えているのでしょうか?

 

私たち外国人学生は訪問者でも留学生でもなく、正規の学生です。

私たちのレベルは世界の中での私たちの大学のレベルに直結します。

 

韓国人学生は所詮韓国の中での私たちの学校の地位は

外国人によって決まるものではないから

外国人学生は外国人学生、という認識でいるようですが

 

グローバルな大学だということをここまで強調しながら、

それは矛盾していないでしょうか?

 

私は正規入学を認められた時点で、

言語を理由にハンディを取ることは許されないと思ってきたため

準備は徹底したつもりですし、

ましてや授業の構成員のレベルが授業内容のすべてにもなり得る

ゼミ形式の大学院の授業で、言語や私の努力不足を理由に

韓国人学生を始め他の学生に迷惑をかけることはあってはならないと

自分なりの努力をしてきたつもりです。

 

私に韓国人学生の間の認識を吐露した学生は

「あなたは韓国人学生と同じ不満を感じる権利がある。

あなたのことを「外国人学生」だと思っていないからこうやって言えるんだ」

と私に話してくれましたが、

 

それでも、私たち外国人学生の水準問題によって韓国人学生に対して

「授業が破壊されている」だとか「早くここを出たい」とか

そういった不満を抱かせる現状はとても心苦しいし

どれだけ努力しても、ひとまとめにそういったネガティブな認識を

持たれる可能性が高いことを思うと、

もっともっと努力しなければならないと思うと同時に、

とても気が重くなるのも事実です。

 

 

この学校は、私が卒業すればこれから先の人生、

最終学歴として永遠に付きまといます。

自分が選び、受験し、学費を工面して通う学校のイメージを

失墜させたい学生などいません。

 

私はそんな意図を持ってブログを作成していませんでしたし、

私が書いたのは私という立場から捉えた事実であって、

「学校に対する否定的な認識」ではありません。

そしてそれを流布したとは思っていません。

 

読んでくれていたみなさんにも、

その部分は感じていただいていたはずだと私は信じています。

 

 

再三言いますが、学校から奨学金を取り返したいわけではないし、

法人としての学校の言い分に反論する気はありません。

ただ、私が良かれと信念を持ってやったことに対して

一方的な否定がなされたことについて遺憾であるとともに、

今現在韓国の世間を賑わせている、在学生を苦しめている

学校を取り巻く問題を全てを取りこんだような、

現在の学校の態度を象徴的に表しているような、そんな一件だなと感じたから

私という存在をきっかけとして、学校の現状に関して

問題提起が少しでも行われたら、と願うから

こうやって私の精一杯の言論の自由を行使して書いているというだけです。

 

私たちの学校が学校としてあるべき姿を実現しようと

今でもつとめるならば、それを再考する機会になってほしいです。

 

 

以上です^^