保険の真実 後編 2017年 生命保険協会の統計より
「保険いくらかけてます?」って質問すると多くのお客様が「3000万」とか「4000万」と、おっしゃいます。もし自分が(夫や妻が)亡くなったら3000万、4000万ご遺族の方が受け取れるという事ですよねちょっと重要な所ですので資料で確認します一般社団法人 生命保険協会が毎年発行する『2017年 生命保険の動向』を見てみましょう2017年の生命保険に関するあらゆる統計が載っていますがP20の「保険等支払金」に注目します 保険金の支払いのうち、死亡保険金は 102万件(前年度比101.5%)で 2兆8,986億円(同102.3%) 業績ハイライト II.損益の状況 (2)保険金等支払金 より「保険金」とは上で書いた様な自分や(夫や妻が)亡くなった時にご遺族の方に支払われる金額なのですが・・『2兆円か〜けっこう払われてるんだなぁ〜』ではなくこれでピンっとくる方凄まじい計算力です!重要な所なので、もう一度 保険金の支払いのうち、死亡保険金は 102万件(前年度比101.5%)で 2兆8,986億円(同102.3%) ・・・・・1件あたりを計算します時間のある方はiphoneを横にして計算してみてください2兆8,986億÷102万=2841764。1件あたり・・・・・・284万円少なっ!!「3000万じゃないのかよー」って声が聞こえます月に2万、3万合計で1000万近く、またはそれ以上払う保険なのに・・・死亡保険、平均でご遺族が受け取られる額実は「284万円」なんです。私、信用金庫勤務してましたのでお客様への振込とか見ていて何となーく気付いてましたが何で???「亡くなったら3000万」の保険に入ってるんじゃないの??そんな気持ちになりますよねしかし、残念ながら大多数の人はそうじゃないみたいです「そうではなくなってしまう」が正しいんでしょうか「保険はそういうものでしょ」って諦めてる方は以下読まなくてもOKです・・・・・・・・・・・・・・・この様な状況を作り出している「原因」は何か?ヒントは「定期」「更新」「転換」「見直し」等です。よく目にします日本の保険の中にそりゃ日本の保険会社あれだけ、おばちゃん雇っても儲かるわな・・・自分の入ってる保険は大丈夫ですか?特に20代、30代の方今から対策すれば間に合いますただし外資系で合理的に設計されている保険しっかりコンサルティングされた保険は上の様な原因が取り除けている場合が多くほぼ大丈夫なので確認不要だと思います。40万部突破した元銀行支店長が書いたこの本も参考になりますよ お金が貯まるのは、どっち!? 600円 Amazon