早いものでもう11月も半ば。暖かい日が続くので忘れそうですが、もうじき冬が来ます。
そこで久々の休日となった今日の午後、愛車の冬支度を行いました。
まずはワイパー交換。実は愛車マークXは構造上、ワイパーアームを立てる事ができません!
コンシールドワイパーというんだそうです。だけど雪国ではそれが仇になってフロントガラスに
雪や氷でワイパーが張り付くんだよなぁ…。
コンシールドワイパーのブレード交換、一旦エンジンをかけ、ワイパーが上まで動いたらエンジンを切る。
ワイパーブレードを外したら、フロントガラスに傷がつかないよう、タオルを挟んで…。
冬用のスノーブレードに交換します。上が夏用、下が冬用。冬用だとワイパーブレードのフレームが
ゴムで覆われており、雪や氷の付着を防いでくれます。
ワイパー交換後。車内にはるかさんが見える…w(見えます??)
続いて今回の主役、スタッドレスタイヤでございます。
昨シーズンの交換時、このように元の装着位置を表示しておきました。右後を今季は右前、
左後を今季は左前に装着します。タイヤローテーションですね。実際前と後ろでは減り方が
微妙に違っていました。
今季より採用した秘密兵器、ゴム硬度計。タイヤ接地面の硬度を数字で測定できます。
2シーズン目のYH アイスガード6、4本ともこのくらいで問題なし!(交換の目安は60くらいだそうです)
車両からタイヤを外す前に現在位置の表示をつけて…。
車輪止め、装着ヨシ!車輪止めを付けた対角線上のタイヤから交換を開始します。
(この場合、左前なので右後のタイヤを交換します)
ハブナットを緩める順番、5穴の場合は一か所を緩めたら一筆書きで星を描くように。
軽やコンパクトカーなど4穴なら一か所緩めたら対角線上を緩めます。
ある程度緩めたら(まだナットは外さない!)ジャッキで車両を持ちあげます。
ジャッキの装着位置は車両ごとの取扱説明書で確認!場所を間違えると最悪ボディが歪みます。
軽くタイヤが浮いたら車両の下に別のタイヤを滑り込ませます。これで万一ジャッキが外れても
車両の落下を防げます。車の下敷きになったら確実に死にますから、安全の為に。
もし車両を確実に固定できるウマ(リジッドラックとも言う)があればそちらを使うのがベストです。
その後、ハブナットを全て外し、タイヤを車両からゆっくり外します。
マークXのF/ダブルウィッシュボーン、R/マルチリンクサスペンション。
Frサスのアッパーアームがゴツい。
冬タイヤを装着したら先ほどと同様の順番でハブナットを仮締め、ジャッキを外したら本締め。
本来ならばトルクレンチで規定の数値で本締めするのがベストなんですが、後日6か月点検の為
そちらでやって貰う事に。トルクレンチも買おうかな…。あとは車輪止めを移動し、同様の手順で
他3輪も交換していきます。
スノーブラシ、タイヤチェーン、スコップ、スノーヘルパー、滑り止め砂、融雪剤といった
お役立ちアイテムもトランクに積載。これらがあれば自分自身のみならず、他のクルマを
助ける事もできます。昨シーズンはこんな形で無雑作に積んでましたが、今季は大きなケースに
まとめて積もうかな…。あ、因みにタイヤの空気圧は4輪とも220kPaになってました。
基準値が250kPaなので、コチラは週明けにでもセルフスタンドで調整します。
この年にして人生初のFR車に乗った昨年は想定外の大雪に見舞われ、正直かなりの難儀を
したのも事実であり、大きな事故こそなかったものの冬支度の為に多額の費用がかかったのも
また事実ですが、反面多くの事を学びました。今季はその経験を活かして安全に乗り切って
いければと思っています。どうか皆さんもお気を付けて、この冬を乗り切りましょう。
今回もお読みいただき、まことにありがとうございます。