今日は虐待防止委員会があった。




PTA会長活動ではないものの
とはいえ
これはぜひ皆さんにシェアしたい
私の活動の一部を
お届けしたいと思う。





私は次男がお世話になっている福祉法人の
『虐待防止委員会』の評議員としても活動している。気付けば委員も3年目に突入した。




ある日、放デイへ次男のお迎えに行くと
明らかに何かをお願いしたそうな
ニヤニヤ顔で近づいてくるY先生(施設管理者)









もう、嫌な予感しかしないが
喋らないわけにはいかないし
いつも通り世間話をしながら
『ではっ!』
と、強引にその場を去ろうとしたが







『いやいや、Yさん(私)
ちょっといいスカね
(何か言おうとしてるの察してるよね?)
折り入ってお願いがありまして…』







と、呼び止められ
虐待防止委員会設置に伴い
児童保護者枠として
委員のメンバーになってくれない?
と、なり



一旦、拒みたい心情があった私は
『なぜ私なんでしょうか?』
とお伝えしてみたわけだが




それに対して
『いや、PTA会長やってるから。
(できるかな〜って)』
というふんわ〜りとした理由で
#いや、まぁそりゃ、やってるけども



ふんわ〜りとしつつも
目がマジだったため



そもそも
Y先生からの頼みを断れるわけもない
私は快く承諾させて頂いた。
#快くではないだろ拒んでるだろ
#というか最初から負けは決まっていた




まぁ何事も勉強だよな
と、切り替えた。




そもそも私は
PTA役員をやろうと思ったきっかけが
虐待から息子をどう守るか
という思い
から実はスタートしていたのだ。
#秘めた思い





なんか目的地へ向かうために必要な道案内を
された気さえしてきたし。
#Y先生はエスパーか何か?





ちなみに成人保護者代表は
本校OBで元PTA会長&本校現ボランティアを
してくださっている、Hさん。
#PTA会長集合




そもそも『虐待防止委員会』について
まず説明しなさいよ、アンタ。
という方は添付資料に飛んでください。




そして、これ読むのしんどいっす
という方に向けてざっくり説明すると



全ての福祉事業所向けて
厚労省からお達しがあったわけだが




令和4年度より
虐待防止に向けて以下の取り組みを
努力義務から義務化するよ!
と、いうもの。



【努力義務→義務化】
・従業員への研修
・虐待防止等のための責任者の設置


【新規】
・虐待防止委員会の設置


【主な役割】
・虐待防止に向けた計画づくり
・虐待防止のチェック、モニタリング
・虐待(不適切な対応事例)発生後の検証と再発防止策の検討



まずは、ここら辺をわかっておけば良いと思う。
とにかく
虐待防止に向けた
PDCAサイクル
(P:プランD:実行C:チェックA:対策改善)
を回す役目を担う委員会だ。



福祉事業所、つまり今のところ
私たち保護者に大きく関わるところで言うと
放課後デイサービスになるのかなぁ
と思います。




次男がお世話になっている法人は
義務化となる前年度から委員会を立ち上げ
アイドリング期間とした。



なわけで今年度3年目に突入したのだ。



各法人によって事業も様々だと思われるが
うちの法人は以下の事業を行っている👇

・児童発達支援、放課後等デイサービス
・多機能型支援施設(生活介護、就労継続支援B型)
・生活相談支援
・グループホーム


うちの法人における
委員会メンバーは
各事業所の担当と理事長、看護師1名
保護者児童代表、保護者成人代表1名
で組織されている。



まず、皆さんには
今後も関わり続けるであろう福祉事業所には
こんな組織があるんだ、へ〜



という事を知ってもらえれば
今日は十分だと思う。



ここから先は、皆さんが関わる事業所視点で
見守りつつ、いざという時の相談窓口のひとつとして
活用できるかもしれないから


知っておいて損はないよ
と、言ったところだ。



『虐待』
というセンシティブなテーマに対する
皆さんのお考えや意識は様々だと思うが
何にせよ大事なのは



無関心でいないこと
だと思っている。




世の中には様々なサービスが溢れているが
福祉サービス含めて言えるのは
全てにおいて不完全なものしか
この世の中にはないという事。



人がハンドルを握れば
どこかで事故が起きてしまうように
起こそうと思っていなくとも
起きてしまうのが事故なわけで。



世の中から事件や事故がなくならない理由には
人間が不完全な生き物だから
という証拠なんですよね、私もあなたも含めて。



人間の強みは何か
それはだらしない自分を見て実感するばかりだが集団行動(コミュニティ)によって生きながらえていることだと言われている。
要するに、高いコミュニケーション脳力(情報交換)によって、リスク回避をして生存率を高めてきた動物。




個の時代なんてとっくに終わりを告げ
今はコミュニティの時代と言われてだいぶ経つけれど不完全さを理解し合い
その上でリスクをどう回避するか



サービス提供側だけでなく
利用者もチームの一員として
互いに寄り添う必要があると
思えるようになった。




これは、『学校』という
コミュニティでも同じことが言えると
思うわけです。




PTAの役目ってまさにココ。
教育を受ける立場だからこそ見える
課題や問題点があったりする。




そして、それはなぜ起こっているのか。




改めて学校視点から
その課題と向き合うのがPTA保護者なのだ。



視点を、変えると課題や問題点における
根本的な原因は
保護者が学校に訴えるだけでは解決しないよな
など



県単位、もしくは国単位で
考えていかなけれはならない
課題だったりする事が少なくない。
#慢性的な人員不足とか




それは運営側の苦労や苦悩を
知れる立場であるからこそ
今の思考に辿り着いた。



ここら辺の深掘りは
また機会があれば綴りたいと思う。



高等部卒業後
親として
子供たちをどう守っていけるのか
考え続けるしかないよな、など。



人に寄り添いながら
相手の立場を理解した先に
自分の希望が叶う未来が
あると思っている私です。




という事で
今日はここまで。


皆さん良い一日を





ラジオもやっとります👇