たまには語りたい著作権法 | 春木屋blog CMtoFLASH

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FLASHとかでアニメを作っている春日森春木のブログです。

3億円当たったら、やりたいことは何かと聞かれたら、僕は「ビートルズの曲の著作権を買う」と言います。

まあ実際はお金積んでもオノヨーコさんは売ってくれないでしょうけどね。

さてさて、著作権の保護期間はアメリカ、イギリスで年数が違うかもしれませんが、たしか著作者の死後70年間であっていると思います。1980年12月8日ジョンレノンは射殺されました。それから26年目が経ちました。44年後にビートルズの曲の著作権のうち、ジョンレノンだけで作った作品の著作権保護期間は切れ、パクってオーケーになります。


ラトルズ/ラトルズ 4人もアイドル!
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アサヒレコード
(←こちらは究極のビートルズパクリバンド)
が!ジョンレノンが作った曲でもビートルズの曲はほぼ全て「レノン・マッカートニー」名義で作られていて、名義上共同著作権者のポールマッカートニーの著作権保護期間がまだまだ続いているのが問題です。おそらく44年後も、ビートルズ曲の権利だけで飯を食っている人は世界に何万人もいるはずです。

たぶん、ミッキーマウスの著作権保護期間が切れそうなときに延長されるように、44年後、ポールの死んだ時期にあわせた著作権保護期間延長が行われるに違いありません。それが欧米のやり方。

欧米か!

著作権は守りましょう。でも著作権はかなりいい加減な法律です。
大事なのは著作者と著作物を尊重し、著作者にまっとうな対価を保証することであって、法律ではないんです。