こんにちは。mariです。
私の死産体験を書いています。
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前回記事 『産いんでも生きられな命。お腹の中にいてもなくなる命。の選択』
私は大学病院から、死産措置のためにススキノにある産婦人科を紹介されました。
その病院は「訳ありの人」が多いとウワサで聞いていたところ。
お産を扱うよりも中絶にくる方が多く、よく芸能人も中絶の為お忍びで来るという話も聞いたことがありました。※19年も前のお話しです。
そこに自分がお世話になるとは思ってもいませんでした。
2度の流産と死産を経験するまでは、赤ちゃんは出来たら生まれるものと思っていた私ですから…。
大学病院を出てその病院に向かう途中、お腹が空いたのでラーメンをが食べたいと夫に言ってラーメン屋さんに入りました。
それまでは食欲もあまりなかったのですが、覚悟を決めたらお腹が空いてきたような気がしたんです。
今ならたくさん食べれそう。
そう思ったけど、いざラーメンを目の前にしたら喉を通らなかった。たくさん残してしまい、申し訳ない気持ちでお店を出ました。
やっぱり行きたくない。覚悟を決めたはずなのに、胎動を感じたらまた現実を受け入れたくない気持ちが出てきてしまう。
こんなに動いてるんだから元気なんじゃないのかな。もしかしたら、そこの先生には赤ちゃんは大丈夫ですよって言われるかもしれない、なんて淡い期待を持ったりもしました。
不安と悲しみと、でも少しだけ根拠のない希望と。
色んな思いで病院に向かいました。
病院に着くと早々に衝撃を受けたことがありました。
私が受付をしていたら、制服を着た高校生の女の子が窓口にきたのですが…
「今日はどうなさいましたか?」と受付の方に聞かれたら
「性病検査で♪」
こんなこと、そんなに明るく言う?ってくらい笑顔で答えるその子にビックリ。
産婦人科に制服できて性病検査って…
しかもそんな大きな声で堂々と…
受付の人の慣れた態度を見ても、なるほど、訳ありと言われるのはこういうことなのか、と納得しました。笑
そこの病院は院長先生らしき少しお年を召した先生と、50歳そこそこくらいの副院長先生なのかな?とお二人でやられているみたいでしたが、私の担当は若い方の先生でした。
先生からのお話しでは、促進剤を使って翌日に赤ちゃんを強制的に出すということでした。
色々細かいことをお話ししてくれたんだろうけど、内容はあまり覚えていないのですが…
先生から説明を受けているとき、今までにないくらい胎動がすごくって、赤ちゃんの存在がすごく感じられて、まだ生きてるんだって思ったら、とてつもなく悲しくなって
今お腹の中で生きてる命を、出すことで殺してしまうって考えたらやっぱりやっぱり耐えられなくって
先生に「今、お腹の中ですごい動いているんです。こんなに動いているのにどうしても助からないんですか?」
大学病院の先生に言ったことと同じことを言ったと思います。
先生は冷静でした。
冷静に、助かる方法はないということを伝えられて、私はここでも ただただ泣きました。
◇小樽・札幌近郊で、死産・流産を経験した女性のための心と身体のケアをする活動を始めたくブログを書いています。フォローして頂けると嬉しいです!