打ち上げと保護者。


初めて『打ち上げ』に参加したときのこと、残念ながら記憶にありません。

別に『リア充』でも『陽キャ』でもないのですが…、

(20歳を過ぎてからは、炭酸が苦手でビールも得意じゃないのですが…)

『打ち上げ』は嫌いではありませんでした。


「今日は○○の打ち上げで遅くなるね」

と言うと、母は必ず

「楽しんで来てね」

と送り出してくれました。

帰宅後には、

「楽しくてよかったね」

と言ってくれました。

(遅くなって怒られたことは一度もありませんでした)


母のように、喜んで送り出して、楽しく過ごせた時間を一緒に喜べる母親になりたいなと思っていました。




先日、陸上部に入った長男くんの初の大会がありました。

(すごーく行きたかったのですが、下の子の体調も考えて自宅待機しました…)


前日の夜に…

「大会の後に、『打ち上げ』があるんだけど、行っていい?」

と言う長男くん。

(えっ? 中学生だけで? えっ? どこで? お店? マジで?)

口にも出して驚きまくりつつ、送り出しました。

(長男くんが一人っ子だったら、スパイ活動していたかも)


当たり前ですが、

夜ご飯を一緒に食べない長男くん。

長男くんがいなくても、5人で囲む食卓。

(淋しくはないはずの食卓)


定期的に

「連絡こないよー」

と言う私に、主人は

「まだ食べているんじゃない」

と宥める…というやり取りを何度か繰り返して、長男くんから帰宅連絡がありました。


帰宅した長男くんは

「楽しかったー」

「先輩が面白いー」

「美酢がー」

とすごく楽しそうに語ってくれました。


長男くんの様子を見ていると、母の気持ちもわかり、心から

「楽しくてよかったね」

と言えますし、言えたのですが…


「長男くんがいないだけで、めっちゃ淋しい夕食だったわー。

ヤバい、超淋しいわー。

そして、ヤバいな私」

という、誰にも言えない心の声に自分でも驚きです。


就職してひとり暮らしをした私。

最初は淋しかった私の生活、結婚して2人。

長男くんが生まれて3人。

今はにぎやかな6人家族…。


『子供部屋おじさん(?)』になられても困るのですが、淋しいなと思いました。

長男くんには『淋しい』なんて言えないので、ブログにこっそりひっそり書き残しちゃいます。


そして、

結婚してから一度も『主人が飲み会で不在なんて淋しい』なんて思ったことないことに気がついたことも、こっそりひそひそ…すんません。


なんだかよくわからないブログにお付き合いいただき、ありがとうございます星