昨年末届いていたミュージカル『マタ・ハリ』のDVDを、1月下旬にようやく観ることが出来ました

今は、ヘビリピ中です

ひとつのボックスの中に、柚希礼音さんver.と愛希れいかちゃんver.の2枚が入っていて、あらためてコスパ最強のDVDボックスだなぁと…

ちえさん（柚希礼音さん）ver.→ちゃぴちゃん（愛希れいかさん）ver.の順で拝見

ダブルキャストの方々、全員がそれぞれの魅力でとても素晴らしかったです

すっかりハマっちゃってます

初見では、ラドゥーの歪んだ愛と、感情の流れに私の理解が及ばず…

「ラドゥー（加藤和樹さん）怖い！」と思いましたが、2枚目の方を見ると、田代万里生さんのラドゥーの方が、怖かったー

回数重ねて見る度に、歪んだ愛に悩む和樹さんのラドゥーが不憫にも見えて、感情の起伏が理解できるようになってきました。

裁判シーンのお衣装がとても似合っていて好きです。

万里生さん、マタへの愛情表現と狂気の振れ幅が常軌を逸していて…

マタへの柔らかな表情に愛を感じるなぁと思ったら、次の瞬間目を見開いてヤバイやつになってしまって…

こんな万里生さんを見るの初めてです。

三浦涼介アルマンは、少年のような表情でありながら、中身はめちゃくちゃ熱く男らしく…

東啓介アルマンは、若いのにとっても頼もしく、包み込むような温かさ

歌声がよかったです〜

アルマンの歌う、「♪普通の人生」が大好きになりました

初演の時の加藤和樹さんのアルマンも見てみたかったなー。

ちえさんの最初の歌を聴いて頭をよぎったのがなぜか、「スカーレット・ピンパーネル」のショーブラン。

曲の雰囲気も役の雰囲気も全くちがうのに、なんでかなぁと思ったのですが、どちらの作品もワイルドホーンさんの曲だから…かな？

ちえさんのマタは、チャーミングで、強くて、歩き方にも気高さも感じました。

ラストのソロでは、スポットライトを浴びて歌う姿は、まるで太陽のようキラキラ輝いていて、“マタ・ハリ”の名前の由来そのもの。

さすがは元宝塚トップスターの輝きだなぁと思いました。

憧れを感じるような、崇拝したくなるような光り輝く女性だったな〜

ちゃぴちゃんのマタは、場面場面で声のトーンが変わるので、気持ちの流れがよーく分かって、ひとりの女性としてリアルで、もう感情移入しまくりで…

衣装係のアンナが歌う、「♪あなたを通して」の曲では、大号泣でした

ちゃぴちゃんのお芝居、歌、ダンス、どれも大好きすぎる…

愛おしすぎます

そして、もちろん存じていましたが、お二人ともダンスが素晴らしい

何度でもリピートして見たいダンスシーン

ダンスのところだけまとめて頂きたいくらいです

2幕のダンスのシーンを見ていて、「ドイツのヴォン・ビッシングはピルエットとかリフトとか、めちゃくちゃうまいなー。この俳優さんだれかしら…？」とキャストさん見直して、ようやく宮尾俊太郎さんだということに気付きました

←すっかり忘れてた

そりゃ上手いはずですよねー(^◇^;)

プロですから、上手いと言うのが失礼な話ですね

マタの手を取り、リードする時のちょっとした動きもさすがで、見惚れちゃいました

お髭のせいかまったく気づいておりませんでした。

演出も素晴らしい

いちばん印象的に思ったのは、

裁判シーン、白い布を使っての演出すごいなー。

あの白い布によって、傍聴人との境を作りながら、傍聴人の感情を現したり、現実とマタの頭の中の境を切り替えたり…

なんてすごい演出だろー

演出の素晴らしさについては、キャストさんたちのスペシャルトークを拝見して、より深く理解することができました

どの作品でも、座談会みたいに、キャストさん同士でのトークをDVDに入れてくれるといいのになぁ。

演出のこだわり、どんな思いで演じていたのか知れば知るほど、作品をより深く知れて貴重だなぁと思いました。

東啓介さんが、気になり調べたら、現在、ドラマ『ファイトソング』にご出演中とのことで、拝見させて頂いてます。

くるくる変わる表情も魅力的

あらためて『マタ・ハリ』関連の動画を…

↓↓

見れば見るほど、深みにハマっていきます…

あんなに怖くて、全然いい印象ではなかったラドゥーの気持ちまで、慮れるようになりましたw

『マタ・ハリ』のCDがほしいなぁ。

もっと曲を深く知りたい欲求が…

良い作品を映像として残して頂いて、作品に触れることができて本当に幸せだなと思いました〜

※初演、再演のピエール役の皆さんのお話動画を見つけて、こちらも拝見してみまたした

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マタハリにどっぷり浸っています〜

やっと見れた『マタ・ハリ』