40でもお互いに結婚してなかったら、結婚しようか

この言葉。お互い笑いあいながら話した17歳の文化祭の後。

あの頃が懐かしい。


もうすぐ40になる。ブログで綺麗な40歳の人や輝いている40のキャリアーウーマンとは程遠い、わたし。どっちかというと『肝っ玉母ちゃん』が似合う。

子供が産まれて、ナースとして働いて、子育てに追われ気がつけば30代も後2ヶ月。忘れかけていた40歳の橋。ふと、今日思い出した懐かしい思い出。

高校生活。
男友達も沢山いた。男とも女ともお互い意識したこともない3年間。
でもある夜。中間テスト?期末テスト?記憶は曖昧だがわたしは友達の家にノートを忘れたことに気づき、夕食の後に友達の家に自転車で向かった。確か17歳の夏。その友達は高校の前の家。わたしの家から自転車で40分程度。夏であったが田舎で街灯もなく田んぼ道。暗い道をひたすら走っていたら、後ろから猛スピードで自転車が走ってきた。

あ!もしかして〇〇?

いきなり名前を呼ばれて驚いて振り向くと、同じクラスのKくん。
Kくんは数学のテキストを教室に忘れたと
ほんと、偶然だった。

Kくんは夜の学校に怖いからついてきてと、2人で静かに入っていった。正直怖かった。
無事にテキストを取り、私は友達の家からノートを取って2人で話しながら帰った。途中から自転車を押して大笑いしながら帰った。とても楽しかった。

その時から2人の距離はかなり縮まったと思う。

それから、お互い1番の『異性の友達』になった。
彼氏、彼女の相談や勉強のこと、進路のこと、なんでも話せたし気を使わなかった。
台風の日は休校でKくんの家に遊びに行き、2人で勉強をしたりしていた。

それから秋になり、文化祭シーズン。3年間同じクラスだったKくん。文化祭の準備などで遅く帰る時もあったが、Kくんがいたから全く苦ではなく常に一緒に帰っていた。文化祭が終わり、打ち上げがあり、その日はいつもにまして帰りが遅く帰り道は真っ暗に。お互いの顔も、はっきり見えないけど楽しさだけは伝わってきた。会話は弾む。
お互いの家が近くになり、別れ道。

一瞬の沈黙の後にKくんが。

40歳になってもお互い結婚してなかったら、結婚するか?笑

笑笑!そうやね、そうしようか。と、私。
約束ね。とお互い言って帰った。

その時は気づかなかった。
でも高校生活の終わりが見えてきた時、ふとKくんのことが気になり始めた私。
今まで一番仲のいい男友達。私が辛い時、泣きたい時に常に隣にいたのは彼氏ではなくKくん。
なんでも言えたし、しょうもないことで笑い合えた。
そんな友達が気持ちの中で知らない間に大切な人になってた。でも、この気持ちは伝えてはダメだとわかってた。Kくんは私のことは女として見ていないことを知っていた。

高校生活が終わり、お互いの大学に進んだ当初は仲間内で集まっていたが、徐々にそれもなくなり疎遠に。私はその後すぐに結婚し、引っ越しをした。
同窓会があったが子供がすぐに産まれた私は参加することなかったためKくんには18以来会っていない。

風の噂で大学時代から付き合っていた年上の彼女と結婚し幸せに暮らしいてると。
Kくんは、いいパパになってるだろうな。。。
昔から子供に好かれ、子供が好きだったから。


もうすぐお互い40になる8月。
40歳までお互い結婚してなかったら、結婚しようか。

こんな言葉、Kくんは覚えていないだろうな。
実際私も忘れてたくらいだから。

でも大切な思い出。大切な言葉。
これからも今の高校生時代の淡い思い出を忘れないで生きていこうっと。

私の青春。ずっと忘れないよ。