私と劣等感・その12 ~仮面をかぶった私~ | 今日も楽しく自分らしく。行きたい(生きたい)道へと歩き出す方法♪

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モヤモヤもイジイジも、繰り返される葛藤も、どんな自分もあなたの味方。
すべての自分を味方につけて、『心のまま』に自分の生き方を選んでいけたら…あなたは、どんな自分でいられますか?

エアロビクスのインストラクターへと転職した私。



インストラクターは


元気・明るい・運動神経が良い、そんなイメージがあった。


お客さんからも


「悩みがなさそうだね~」そう言われた。


まさか自分の性格で悩んでいるなんて、言えなかった。



不器用で、オーラのない私。


仕事を始めた当初、レッスンの集客はものすごく少なかった。



お客さんの表情がこわくて、顔を見ることができなかった。


エアロビクスレッスンの前や後に


お客さんに自ら話しかけにいくには勇気がいった。


とてもいける心境ではなかった。



そんな自分をカバーするために


セミナーへの参加に明け暮れた。



オーラのなさを、理論武装でカバーするようになった私。


知識がついたぶん、少し自信もついてきた。


しだいにお客さんとも話せるようになり


集客もできるようになってきた。


それでもやっぱり、初対面の方に声をかけるには勇気がいった。



『エアロビクスのインストラクター』


なんて華やかで、あこがれだった世界。



人前に立てば、みんなが見てくれる。


レッスンにきたお客さんが、私に声をかけてくれる。


”認めてほしい気持ち”が満たされる時間だった。



「私は、昔の私と違うんだ」


「私ってすごいかも」


変に自信を持ってしまったため


まわりのスタッフやお世話になっているスポーツクラブに対して


不平・不満を漏らすまでになっていた。



そこには、人間的にちっとも成長していない私がいた。