こんばんは!


ブログ始めたばかりですが、ここ半年間のことを綴っていこうかなと思います。


研修当初は本当に何も出来ませんでした。どの職業ついても同じこととは思いますが、学生時代の勉強と医師としての仕事は直結しません。入院のオーダー、指示、検査の出し方など、学生時代には全く経験したことないことから覚え始めます。また、疾患の知識はあっても病院ごとにローカルルールがあり、そのルールに合わせた方針を立てなければなりません。

徐々にこれらのことには慣れてきましたが、まだまだできないことも多く焦りを感じております(汗)。


多くの病院の研修でも言えることかもしれませんが、研修医の仕事の中心は救急外来だと思います。僕の研修している病院も同様で仕事の中心は救急外来となっています。

 救急外来では研修医が中心となって診察、検査を行っており、帰宅で様子を見ても大丈夫そうな患者さんがいれば研修医だけの判断で帰宅の指示を行います。なかなかこの判断が難しく帰宅する場合、後日専門医への受診を指示しますがそれまでの間に状態が悪化してしまう可能性も考えられます。もちろん状態が悪くなってしまい、検査値や画像の見逃しが原因であれば研修医の責任になってしまいます。日中ですと院内に専門の先生がおり気軽に相談することが可能ですが、これが当直中の夜間となると自宅で就寝している上級医を電話で起こしてから相談しなければならず、なかなか相談しにくいのは想像に容易いと思います…(汗)。また、軽傷と考えていたが実は重大な疾患が隠れており見逃してしまうことも全く0ではありません。

このように研修医が中心となって救急外来を支えている病院は、現在の研修制度ができてからは少し前時代的でありますが、早いうちから医師としての責任感をもち、勉強せざるを得ない状況で研修を行うことになり、怠け者の自分にとってはちょうど良かったかなーと思っています(笑)。時々、他の病院の研修医と話をすると上級医が診察をし研修医はサポートのみという救急外来の話を聞くと羨ましいな〜と思ってしまう時もあります…がこの辺は今後研修先選びなどの話のブログでお話しようと思います!


この半年間、救急外来では様々なことを学んだり、様々な事件(笑)に巻き込まれたりしましたが多くの経験を詰めました(笑)。

しかしながらまだまだできないこと、劣っているところなども多くあるため成長していけたらと思います!