暗記力！！
「優れている人は得だなぁ～」
と学生の頃すごーーく羨ましく思っていました。
どれだけ頑張って徹夜しても
暗記力は弱かったこの私、ハルちゃん先生
テスト前にいつもこうつぶやいておりました。
*自分自身が日々勉強しなかったのが一番ですが・・・
でも、この方法をもっと前から知っていれば
もしかしたら人生変わったかも？！
と思うとっておきの暗記方法があるの知っていますか？
子どもはもちろん、ママ、パパだってまだまだ日々勉強！！
そんな方法をお教えしましょう♪
まずは、
エビングハウスの忘却曲線とは？
エビングハウスの忘却曲線（英：forgetting curve）というのは
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが導き出した理論で、時間の経過とともに人の記憶が
どのように変化していくかを示したもの。
子どもの記憶は「短期記憶」
一度に覚えられる量が少なく、また覚えていられる期間も大人より短いということ。
つまり
「短期記憶」
が子どもの特徴なのです。
生後間もない赤ちゃんでも、
毎日お世話をしてくれるママやパパのことはなんとなく記憶していますが、
過去にあった出来事を話せるようになる（記憶が定着する）のは3～4歳以降になってから。
下記の表を見てください
※「エビングハウスの忘却曲線」
記憶と忘却 (忘れるという意味) 時間の関係を理解するには、こちらの有名な実験結果が代表的に記されています。
グラフ化したのが「エビングハウスの忘却曲線」です。
縦軸は暗記率（％）、横軸は時間の経過を表しています。
記憶はどれくらいのスピードで忘れられていくのか
↑の忘却曲線から、人は以下のスピードで記憶を忘却していくことが読み取れます。
20分後：覚えた内容の42%を忘れる
1時間後：覚えた内容の56%を忘れる
1日後：覚えた内容の74%を忘れる
1週間後：覚えた内容の77%を忘れる
1ヶ月後：覚えた内容の79%を忘れる
この結果をまとめるとズバリ！！
記憶は1日経過しただけで半分以上忘れてしまう
ということです！
「こんなにすぐ忘れちゃうの？」と
ちょっと悲しくなりますよね！
ここでポイントなのが、
「忘れることはごく当たり前のことである」という事実を受け入れることです。
そうそう、
何時間も使って、頑張って沢山覚えたにも関わらず、
翌日にはほとんど忘れていた！
「なんで自分ってこんなに記憶力が悪いんの？」
と落胆した人がいると思いますが
そうでないということです！
それは、単純に人間の脳の構造的に、忘れるようになっているだけ！
記憶力は伸ばせないってホント？
人が記憶することのできる容量はもともと決まっていて、
残念ながらトレーニングなどでその量を増やすことはできないのです。
ですが・・
もともとある量を最大限にフル活動できるかで
記憶力の差は生まれます。
その一番のポインは、
「興味」を持たせることです。
「興味」があると記憶が定着する
ママに
「英語を始めてどのような変化がありましたか？」
と尋ねたところ
「教室でしたことをマネして、
その日のうちに
”Good morning! Good-bye! Good night! Good job! ”など発話するようになりました！」
教室では、
普段の生活の中使う単語など
それぞれジェスチャーや状況を作り、体験しながら言葉を取り入れています。
その結果、興味がでて英語でも発話するようになる訳ですよね。
例えば
電車が大好きな子どもが電車の名前をたくさん知っていてビックリ！
たくさん電車の名前を覚えられるのは、興味があるからですね！
興味のあることなら、
子どもでも長期記憶として定着しやすくなるということです。
では、「記憶の定着」に必要なこととは？
こちらの表をご覧ください！
復習＝繰り返すこと
ここで記憶力の差が大きく変わります。
これは、幼児に限らず成人の方まで幅広い年齢層に言えます。
効率的な暗記は適切な復習のタイミングが最重要
これは記憶の忘却曲線に合わせて、
仮に定期的に復習した場合、記憶がどのようになるかを示しています。
ここから分かることは
適切なタイミングで復習すれば記憶の忘却のスピードは緩やかになり、
結果としてすぐに忘れてしまう短期記憶から、時間が経っても忘れない、長期記憶に移行する。
ということです。
そこで、教室では定期的に復習することの大切さを取り入れるため
教室で覚えたこと、
歌ったお歌などできる限りお家でも使っていただきたいため、
教室でも使った動画のサイトや
おうたなどご紹介している一つの理由がこれです！
「ここで覚えたことは、必ず今日中に復習してそして無理なく習慣させること。」
それが一番持続するには良い方法だと感じます。
記憶の容量を増やすことはできなくても、
子育ての中で記憶の定着を促すための工夫はできます。
最後にもう一つ大切なこと、
「十分な睡眠」をとること。
眠ることで、短期記憶が長期記憶に変わると言われています。
体の発達と同様に、記憶の発達にも個人差があります。
子どもの「興味」を大事にすることで、
持って生まれた記憶力を最大限生かすことにもつながるんですね。
今日から効率よく暗記できるように
日々の努力を惜しまず、がんばりましょう♪
継続は力なり！
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