年明けすぐに、智久さんから電話がはいりました。


用件は、智久さんのビジネスパートナーの一員にならないかと言うお誘いでした。


智久さんが信頼しているビジネス仲間と私を繋げて、エリカを勝たせたい。

と言っていました。


彼の言う「勝たせたい」とは、

私の経済力だったり、夢だったり、

とにかく、私がなりたい自分になれるように、サポートすることを意味しているようでした。


漠然としすぎて、私はただ智久さんの話を聞くだけしかできませんでしたが、

何やら、智久さんの中で、計画が動き出していました。


年末年始のあの深い絆を再確認して、

智久さんも、あの時間を創れる私達だから、

私となら、男女の関係以上に尊い

新たな関係性を築けると、確信したようでした。


「ビジネスパートナーの一員」と言うフレーズに、副業禁止のサラリーマンとして働く私としては困惑や疑問もありつつ、

でも、私の人生の新たな刺激になる予感もして。


そんな、期待と不安な気持ちを正直に智久さんに話すと、

彼はとっても穏やかな声で、


「僕を信じて。

 …

 信じてほしい。」


そう言いました。


電話の向こうの表情まで伝わるくらい、

私の心にまっすぐ届きました。