初めまして。しんのすけといいます。
折角読んだ本の内容を忘れないように、忘れてもすぐ思い出せるように
まとめや良かった点をメモして記録化するためのブログになります。
初回はデール・カーネギーの「人を動かす」です。
80年以上も前の本で、世界中の人々に読まれています。
日本でも累計発行部数500万部と伝説的自己啓発本です。
簡単にまとめると、人とのコミュニケーションの円滑にするための
ノウハウが詰まっていて、マネージャーになる前の人や、
家族や恋人との人間関係に悩む人なんかにおすすめですね。
さて、私自身がこれから注意したいところを2点、好きなエピソードを1点記録します。
1点目は人を説得する原則から、
「相手には誤りを指摘しない、自分の誤りは認める」、です。
相手の誤りを指摘しても、相手の考えを変えることは大変なことですし、
相手の自尊心を傷つけてしまい余計な軋轢を生むだけです。
ビジネス上重要なことであれば、自分の意見を言わないわけにはいかないので
自分としては○○と思うのですが・・・という言い方をしましょう。メモメモ…
逆に自分の誤りは認める。速やかに先に謝るのがコツです。
2点目は「イエスと答えられる問題を選ぶ」、です。
心理学のテクニック的な側面もありますが、初めに相手の同意を得てから話をスタートさせ、
同意させ続けると否定しづらくなるためです。
逆にNoを言われてしまうと、人は自分の意見を曲げることは自尊心が許ささないため
なかなか首を縦には振ってくれなくなります。
好きなのはリンカーンのエピソードです。
リンカーンには南北戦争中の自軍のミード将軍に宛てた「非難の手紙」があります。
戦争終結に向けた千載一遇のチャンスが来たため、リンカーンはミード将軍に急いで出撃命令を下しました。
ところがミード将軍は作戦会議などでいたずらに時間をやり過ごし、出撃することはなかった。
長引くことで多くの犠牲がでることから、一刻も早く戦争終結したいリンカーンは激怒しました。
そして、1通の手紙を書くのです。
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わたしは、敵将リーの脱出によってもたらされる不幸な事態の重要性を、貴下が正しく認識されているとは思えません。敵はまさにわが掌中にあったのです。追撃さえすれば、このところわが軍のおさめた戦果とあいまって、戦争は終結にみちびかれたに相違ありません。しかるに、この好機を逸した現在では、戦争終結の見込みはまったく立たなくなってしまいました。貴下にとっては、去る月曜日にリー将軍を攻撃するのがもっとも安全だったのです。それをしも、やれなかったとすれば、彼が対岸に渡ってしまった今となって、彼を攻撃することは、絶対に不可能でしょう。あの日の兵力の3分の2しか、今では、使えないのです。今後、貴下の活躍に期待することは無理なように思われます。事実、わたしは期待していません。貴下は千載一遇の好機をのがしたのです。そのために、わたしもまたはかりしれない苦しみを味わっています。
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ですが、この手紙をミード将軍が読むことはなかったのです。
この手紙は投函されず、リンカーンの死後に、彼の書類の中から発見されました。
ミード将軍は、戦局のさなかで多数の部下の血やうめき声を聞いていたのかもしれない。
この手紙を出したところで戦争は終結しないし、ミード将軍の反感を買うだけだ。
などと考えて手紙を出すのをやめたのだろう。
相手のことを想像する、批判をしない、など人を動かすのエッセンスが含まれています。
リンカーンという人物に会ってみたいなと思ったし、
私も怒りに身を任せずに、冷静に物事を判断するような人物になりたいと思ったエピソードになります。
以上「人を動かす」まとめでした!