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目の病気、網膜色素変性症という難病になってしまいました。。。が、前向きに明るく生きたい!そんな日々を綴っていきたいです。

昨日。


GWが終わって、ボランティアさんが一気に減る時期を狙って

宮城県入りしてくれた

福岡のみなさんのニュースを見ました。


GWは、ほんとにたくさんたくさんの方が

被災地に足を運んでくれて、

あたたかい心をいただきました。


あまりにも、みなさんの心が多すぎて、

断りたくないのに、新規受付をお断りせざるをえない状態。


GWが終わるとお手伝いしていただける方も減ってしまう。。。

仕方がないのだけれど、

学校やお仕事がはじまるから。


そこをねらってくれた、

福岡のみなさん!!

バスで何時間もかけて来ていただいたようで。


「少ししか手伝えなくてごめんなさい」

と言っていたボランティアさんを見たけれど、

遠くまで来て、助けてくれるその気持ちは

とてもうれしいものだと感じました。


震災時からライフラインがストップ。

近所でも、街の中、あちこちを走る車は

たくさんの他県ナンバーでした。


小学校に来てくれた給水車は

群馬ナンバーだったり、福岡ナンバーだったり。

うちの近所でガス工事をしてくれていたのは

北海道ガス。

開栓作業に来てくれたのは、西部ガスの方。

あちこちで見かけた、

北陸ガス、大阪ガス。



「災害応援車」「災害復旧車」のゼッケンやステッカーを見るたび

ありがとう、という気持ちになり。

日本中から応援されているんだと、うるうるでした。


電気復旧まで4日。

水道復旧まで3週間。

ガス復旧まで40日。


1メートル50センチ浸水した実家は

たくさんのボランティアさんのおかげで片付いたと

連絡がきました。


まだまだ、大変な地域がたくさん残っています。

復興に向けて、力を貸してくださる方がたくさんいます。


みなさまのあたたかさに、感謝します。


たくさんのかぞえきれないありがとうの中のひとつにしか過ぎませんが、


ありがとうございます!


朝起きると、家族みんながいて、

学校に送り出して仕事に行く。


夜はみんなただいま、って帰ってきて

家族が揃う。


仕事して、家事することに、

「自分の時間なんてほとんどないむっ

って思ってた。


この前まで。


今は。


子供たちがからっぽにしてきたお弁当箱を洗ったり。

明日のおかずを考えたり。

汚してきた運動着を洗濯したり。


そんなことができること。


しあわせみたい、って思う。


今、ありふれた日常がしあわせ。

まっくら闇の中。

いつつながるかわからない電話をかけ続け、

メールを送り続けていた。


子供の携帯に運よくつながったとき、

やっと、ダンナさんが迎えにきてくれるというところまで話すことができて、


「中学校過ぎたところの、交差点にいるから!」

と、迎えにきてくれるのを待っていました。


けれど、ずっと待っても車が来ない。

いつもなら、家から自分がいるところまで、5分もあれば余裕でくるのに、

待てども待てどもこない。


「どこにいるの?」メールが届く

「交差点の角!」すぐに届いて!と返信する。


真っ暗な中、一人で、道路で感じる余震は

とてもとても怖いものでした。。。


「何度も回ってるのにいないよ!近くに何があるの?目印は?」

つながった電話でダンナさんが言う。


「目印って言っても、真っ暗でどこになにがあるか分からないけど、

とにかく、交差点の角に立ってる!」


迎えに来て、っていう連絡から、何十分経っただろう?

目の前に、ダンナさんの車が着いたのは。


結局、自分がいると思っていた交差点から、

もうひとつ進んだ交差点の角にいたみたいで、

やっとやっと、拾ってもらえた。。。


車に乗ったとたん、

張り詰めていた気持ちがゆるんだのか、

手も足も震えて止まらなくなっていました。


「帰れないかと思った。。。」

安心して、涙が出る。


家にたどり着くと、

子供たちがずっと、外で待っていました。


家の中も真っ暗だし、

地震が来ると怖いから。

って。


寒いから、たくさん着込んで、

懐中電灯持って、

立っていた子供たちを見て、

また安心して、今度は体中が震えだす。。。


「星がすごくきれいだった!」


こんな大震災でも、星は輝いていて、

街中が大停電だから、


「今まで見たことがないくらい、満天の星だった」

そうです。


家の中にはいることができたのは、

たぶん、、、夜の8時くらいになっていたと思います。